平成29年4月24日の記者会見

本日は、
- 「LINE(ライン)」による移住関連情報の発信について
- シルバー人材センターとの「空き家等の適正管理の推進に関する協定」締結について
の2件について申し上げたいと思います。
「LINE(ライン)」による移住関連情報の発信
はじめに、「LINE(ライン)」を活用した移住関連情報の発信についてでありますが、これまでも、移住コンシェルジュによるFB(フェイスブック)やブログでの情報発信を行ってきましたが、利用者数が多く、ターゲットへの情報到達率が高い「LINE(ライン)」による情報発信を、本日より新たに開始いたします。
LINEでは、鹿角ライフ促進班のアカウントを友達登録していただいた方に対し、市における移住関連情報や、移住者目線による鹿角での日常等について移住コンシェルジュが定期的に発信してまいります。また、移住希望者側からメッセージが送られてきた場合に限りますが、LINEの「1対1トーク」という機能により、メールや電話よりも気軽な個別移住相談をすることが可能です。
さらに、LINE内で発行できる「ショップカード機能」を活用し、首都圏で開催する移住フェアへの参加やLINEによる移住相談をしていただいた方などに対し、ポイントを付与します。一定のポイントを獲得すると、移住コンシェルジュが移住者目線で選んだ「鹿角暮らしの必需品」などをプレゼントする予定としており、移住相談等を誘引したいと考えております。
このLINEでのサービスにより、移住希望者のニーズにマッチした情報発信と、より親身な相談対応を行い、さらに多くの移住者増加につながるよう活用をすすめていきたいと考えております。
シルバー人材センターとの「空き家等の適正管理の推進に関する協定」締結
次に、シルバー人材センターとの「空き家等の適正管理の推進に関する協定」締結についてでありますが、この後、10時30分より協定締結式を行います。取り組みの概要や、協定内容につきましては、その中でお伝えしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
10時30分・締結式
本日、ここに「空き家等の適正管理の推進に関する協定」を締結できましたことを大変嬉しく思いますとともに、締結に向けてご尽力いただきました松岡理事長をはじめ、関係者の皆様に、心から感謝申し上げます。
さて、本市では平成25年に「空き家等の適正管理に関する条例」を制定して以降、様々な空き家等への対策や情報提供への対応をしてまいりました。
中でも日常的な管理が全くされず管理不全となっている空き家等にあっては、草木の繁茂(はんも)や老朽化による景観上の問題や不審火などの防犯上の問題のみならず、降雪や強風等の自然災害により破損や倒壊で周囲に被害を及ぼす危険性が高く、市が取り組む良好な生活環境の保全や安全で安心なまちづくりの推進にあたり大きな問題となっております。
家屋等は空き家になってからも所有者が責任を持って管理することが原則でありますが、所有者の高齢化や遠隔地に居住しているなどの事情から、所有者自らが適正に管理することが難しくなりつつあると捉えております。
本日、鹿角地域シルバー人材センター様と共同で進めることとなりました本協定の業務内容は、空き家等の見回りや草刈のほか、雪囲いの設置や雪下ろし、小規模修繕など、地域住民から本市に寄せられる苦情や要望のほとんどを網羅しており、指導・助言の段階などにおいて、市がこれらの空き家管理業務の紹介やPRをすることで、高齢者や遠方に居住される所有者の適正管理に対する負担軽減や、指導・助言内容への確実な履行に繋がり、適正管理を進める環境が整うものと期待しております。
最後に、本日の協定の締結を機に、鹿角地域シルバー人材センター様には、今後とも様々な面でご支援とご協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げ、締結のお礼に代えさせていただきます。
本日は、誠にありがとうございました。
更新日:2024年02月01日