平成30年8月27日の記者会見

更新日:2024年02月01日

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平成30年8月27日定例記者会見での市長の写真

本日は、

・産婦人科集約後の妊産婦への支援について

・子宮がん、乳がん検診のインターネット予約の開始について

・高齢者見守り電話機等の導入支援について

・ふるさと彩発見さきがけin鹿角について

の4件について申し上げたいと思います。

産婦人科集約後の妊産婦への支援について

最初に、かづの厚生病院に対する産婦人科常勤医の派遣が9月30日をもって終了し、10月1日から大館・鹿角地域で分娩できる医療機関は大館市立総合病院1か所となることを受け、妊産婦の方の不安を和らげるため、2つの支援の創設に向け準備を進めているところです。

まず1つ目は、集約に伴う経済面を含めた負担を軽減するため、健診等の通院にかかる交通費、および悪天候などにより分娩のための通院が困難で、産科病院周辺の宿泊施設を利用した場合の費用を助成するものです。

2つ目は、妊娠期から出産・育児期において切れ目のない支援を行うため、妊産婦一人ひとりの状況に応じた適切な助言・支援を行う「子育て世代包括支援窓口」を開設するものです。支援窓口では、妊産婦全員に支援プランを策定して適切な助言・対応を行うともに、必要に応じて関係機関と連携しながら、妊娠期から子育て期にわたって安心して育児ができる環境づくりに努めてまいります。

なお、関連予算は、9月補正予算での計上を予定しております。

また、9月29日土曜日に、コモッセで住民説明会を開催することとしており、医療機関の受入態勢等について、かづの厚生病院並びに大館市立総合病院の院長からお話しいただくとともに、市の対応についても説明することとしております。

子宮がん、乳がん検診のインターネット予約の開始について

次に、子宮がん・乳がん検診のインターネット予約を10月1日から開始いたします。

現在、これらの検診は、希望日および受診会場を電話で予約していただいておりますが、インターネット予約を導入することで、休日や夜間などの閉庁時間帯でも予約が可能となります。

インターネット予約は、パソコンまたはスマートフォンを用いて、鹿角市ホームページからアクセスできますので、手軽に利用いただくことで、現役世代の女性の受診率向上に繋がるものと期待しております。

高齢者見守り電話機等の導入支援について

次に、高齢者を対象とした見守り電話機等の導入支援を10月から開始いたします。

これは、これまで運用してきた緊急通報システムに代わるもので、非常時の緊急通知や安否確認について、離れて暮らすご家族などに知らせることができる、見守り機能付きの電話機等の購入費用の一部を助成するものです。

助成対象者は、在宅で生活をされている65歳以上の一人暮らしの方、または、65歳以上の高齢者のみで暮らしている世帯の方などで、見守り電話機等を指定電器店で購入する場合に、市が発行したクーポン券を持参することで自己負担額が軽減される仕組みとしています。

見守り機能は、例えば、毎日指定した時刻に電話機が鳴り、応答がない場合、あるいは、人感センサーで一定時間反応が感知されない場合などに家族に連絡が入る機能で、それぞれの方の状況に合わせて機器を選ぶことができ、ご家族などが遠方にいても見守りが可能となりますので、高齢者の安全・安心につながっていくものと考えております。

ふるさと彩発見さきがけin鹿角について

次に、本市と秋田魁新報社のタイアップイベント「ふるさと彩発見(さいはっけん)さきがけin鹿角」を、来る9月22・23日に、道の駅おおゆ及びホテル鹿角を会場に開催いたします。

初日の22日は、道の駅おおゆを設計いただいた「隈研吾」氏の講演会や同氏を交えて鹿角の魅力や活性化を探るパネルディスカッション、さらには地元中学生が地元企業にスポットをあて地域活性化策を発表する「地域活性化中学生選手権」をホテル鹿角で開催します。

翌23日は、道の駅おおゆにおいて、「花輪ばやし」や「毛馬内盆踊り」、地元「大湯大太鼓」など、本市を代表する郷土芸能の披露を行います。

このほか、「かづの牛」や「八幡平ポーク」「北限のもも」をはじめとした鹿角の「食」と「特産品」を販売する観光物産フェアを開催するなど、鹿角の魅力を充分満喫できる内容とし、多くの観光客をお迎えする紅葉シーズンに弾みをつけたいと考えております。

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