平成30年12月25日の記者会見
本日は、
・地域開発映画「デイアンドナイト」の本市先行公開について
・2018年の振り返りと新年の抱負について
の2件について申し上げたいと思います。
地域開発映画「デイアンドナイト」の本市先行公開について
本日は、「地域開発映画プロジェクト」として進めてまいりました映画「デイアンドナイト」の先行上映について、本市での企画内容を発表いたします。
来年1月19日からの先行上映では、1月19日にキャスト等が登壇する舞台挨拶付きの上映を2回、20日から25日までの6日間は、1日3回を基本に上映を行います。
市では、上映期間中、来場者へのサービスとして、こもれび広場において、炊き出しでスタッフやキャストから大好評を得た「生姜入りのホットリンゴジュース」をウエルカムドリンクとして提供するほか、映画の誘致からロケまでを振り返る「写真展」と、現在2階の花輪図書館で紹介している企画展示「映画人(えいがびと)たちのイチオシ本」を開催します。
なお、19日に登壇するキャスト等については、先行上映まで残り25日となります本日制作側から発表予定ということで準備をしておりましたが、制作側でなお調整中であるため、ここでの発表は見送らせていただきます。いずれ錚々(そうそう)たる登壇者が予定されておりますので、映画ファンから大いに注目を集める先行上映になるものと期待しております。
1月19日の1回目を除き、まだチケットは販売中でありますので、市民の皆さまからも、鹿角市が深く関わって進めてきたこの映画をぜひご覧いただきたいと思います。
先行上映終了後は、引き続き、実行委員会を中心に、3月に開催するロケ地めぐりモデルツアーとその後のツアーの商品化などを進め、映画の公開を地域の活性化に結び付けてまいりたいと考えております。
資料 デイアンドナイト先行上映 (PDFファイル: 732.1KB)
2108年の振り返りと新年の抱負について
<2018年の鹿角市を振り返って>
年明け早々、インターハイスキーで花輪高校が女子の部で総合優勝を果たし、2月には全国中学校スキー大会が開催されるなど、スキーのまちにふさわしい新年の幕開けだったと思います。その後も、市出身の十田撓子(とだとうこ)さんが詩壇の芥川賞とも言われるH氏賞を受賞したというニュースに始まり、4月には松館しぼり大根のGI保護制度の登録と道の駅おおゆのオープン、5月には大日堂舞楽伝承1300年記念公演、7月には大湯環状列石の6年越しの世界文化遺産登録国内推薦候補への決定、十和田八幡平駅伝競走全国大会での女子の部創設、映画デイアンドナイトのプロモーション活動の進展、バイテックファーム鹿角の操業開始など、明るいニュースや話題性のあるイベントが続いた1年でありました。
市民生活の安全・安心といった部分では、分娩機能の大館への集約がたいへん憂慮されましたが、「鹿角の産婦人科を守る会」等の市民有志と連携しながら、子育て世代包括支援窓口の開設や、交通費・宿泊費の助成、救急搬送事前登録制度などの市の対策を十分に説明する機会を設けたことにより、少しでも妊婦さん等の不安を和らげることができたものと考えております。かづの厚生病院への精神科医や泌尿器科の常勤医の配置など、医療環境が改善している部分もありますので、地域医療推進員とともに、引き続き医師確保の取り組みを進めてまいりたいと思います。
<新年(2019年)の抱負>
新年は亥年です。イノシシというと猪突猛進というイメージが先行しますが、十二支最後の「亥(い)」は、草木の成長に例えますと、一番最後でありますので、春の芽吹きに備えて、種の中にじっとエネルギーを蓄えている状態を意味するとされます。
2019年は、市の最上位計画である第6次総合計画の目標年まで、残り2年となる時期ですので、産業力の強化や人口減少社会への対応など直面する諸課題の解決に向けて取り組んできた成果が発揮されるよう、より一層取り組みを進めてまいりたいと考えております。
奇しくも、私も亥年生まれで、年男でありますので、新年を迎えるにあたり、いつも以上に気の引き締まる思いをいたしております。
地域の活力が増し、市民福祉の向上が図られるよう、全力を尽くしてまいりたいと思います。
更新日:2024年02月01日