令和4年2月15日の記者会見
本日は、
・木下グループとの共同運営によるPCR検査センターの開設について
・国民体育大会冬季大会スキー競技会及び全日本学生スキー選手権大会について
・令和4年度当初予算について
の3件について申し上げたいと思います。
木下グループとの共同運営によるPCR検査センターの開設について
はじめに、無症状の方が誰でも気軽に検査ができる店舗来所型の「鹿角市指定PCR検査所」を鹿角市交流センター1階の展示交流ホール内に開設します。検査所の運営は、全国の多くの自治体とPCR検査施設の運営実績がある株式会社木下グループ様と共同で行います。
なお、行政との連携による木下グループ検査センターの開設は、県内では2月8日に開設した能代市に続き、県内7カ所目となります。
開設期間は、2月16日から3月31日までで、営業日は、日曜日及び祝日を除く毎日とし、営業時間は、午前9時から正午まで、午後1時から午後4時まで(開設日の2月16日のみ、正午から午後4時まで)で、1日あたりの検査受付件数は最大120件まで可能であります。
なお、来年度の開設については、開設に要する経費を令和4年度当初予算案に計上しており、予算案の可決後に、木下グループとの手続きを進める予定としております。
検査対象者は、無症状で濃厚接触者ではない方で、市外の方も検査が可能となります。
検査費用は、税込み1,900円で、感染症対策のため電子マネーやクレジットカードなど、キャッシュレス決済での支払いのみ取扱いとなりますが、2月28日までは秋田県のPCR等検査無料化事業により、秋田県民の方であれば無料で検査が受けられます。
予約方法は、事前予約制で、専用ホームページで検査希望の5日前から予約可能で、検査結果は、検査日の翌々日までに登録したメールアドレスに通知されます。
これまでは、大館市のPCR検査センターを利用される市民の方も多かったと思いますが、今回、鹿角市内にPCR検査センターが開設されることにより、これまでよりも利用しやすくなり、日常生活の不安解消や社会経済活動の継続に向けて、市民の皆様から広く利用いただけるものと考えております。
なお、開設に先立ちまして、明日16日、午前11時30分から交流センターで、木下グループ様と市と共同でオープンセレモニーを行いますので、そちらの取材についてもよろしくお願いいたします。
国民体育大会冬季大会スキー競技会及び全日本学生スキー選手権大会について
次に、明後日、17日から第77回国民体育大会冬季大会スキー競技会が開幕となります。新型コロナウイルス感染症の影響により、残念ながら開始式の中止や無観客での開催となりますが、選手の皆さんには2年ぶりの国内最高峰の大会で存分に力を発揮していただくことを期待しております。
なお、開催にあたりましては、しっかりと感染症対策を講じることとしております。
改めて申し上げますと、
1.選手のほか競技役員を含めて、すべての大会参加者に対し、事前にPCR検査を実施するとともに、選手団に関しては、鹿角入りしてからの期間中、毎日、抗原定性検査を実施いたします。
2.先ほども申し上げましたが、開始式の中止、また無観客での開催となります。
3.会場内に新型感染症に対応する専用の救護所を設置し、さらに陽性者の輸送車両と宿泊待機施設を確保しました。
4.宿泊施設を分散化し、感染リスクの低減を図りました。
5.期間中、原則、競技会場と宿泊施設以外の場所に立ち寄らないことを徹底してもらうとともに、会場内にコンビニなど物販ブースを設けました。
以上が国体における感染症対策となりますが、
国体に引き続き、23日からは全日本学生スキー選手権大会が開催されます。
国体同様、さまざまな感染症対策を講じることとしておりますが、主なものといたしましては、
1.式典中止と無観客での開催。
2.鹿角入り前のPCR検査および健康管理アプリ「GLOBAL SAFETY」の利用義務付け。
3.期間中、原則、競技会場と宿泊施設以外の場所に立ち寄らないことの徹底。
4.地元医療機関になるべく負担をかけないように、大学スポーツ協会(UNIVAS)から医師3名を派遣いただき、会場内に新型感染症に対応する専用の救護所を設置。
以上がインカレの対策となりますが、このほかにも市といたしまして、最初に申し上げましたように、木下グループ様の協力のもと、PCR検査所を明日から開設することとしております。
市民の皆さまには、ご心配もおかけしますが、何卒、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
更新日:2024年02月01日