令和4年8月29日の記者会見

更新日:2024年02月01日

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8月29日市長定例記者会見

本日は、

・大雨災害への対応について

・3年ぶりの開催となった夏祭りについて

・鹿角市見守りネットワーク協定締結式について

の3件について申し上げたいと思います。

大雨災害への対応について

はじめに、今月の大雨災害についてでありますが、

まずもって、このたびの大雨により、住家や農地などに被害を受けられた皆さまに、改めましてお見舞いを申し上げます。

今回は、8月3日と、8月9日からの大雨により、2回にわたって災害が発生いたしましたが、特に、8月9日からの大雨は、気象庁の観測によると、降りはじめからの雨量が384mmに達し、これは平年の8月の総雨量の2倍に相当するものであり、これにより、市内の広範囲で大きな被害が発生しております。

これを受け、市では、被害を受けられた方の復旧を支援するため、早急に支援制度を検討いたしました。8月15日には支援制度の枠組みを固め、8月16日に復旧支援に必要な補正予算を専決処分いたしました。また、翌17日には、各支援制度を総合的に掲載した「広報かづの臨時発行号(災害情報関連第1号)」を発行し、自治会の協力を得ながら全戸配付しております。

現在は、被害を受けられた方々から、支援制度の申請を受け付けしており、市といたしましても、できるだけ早期復旧が実現するよう、迅速な対応を進めております。

また、末広地区の上水道の断水につきましては、配水管を埋設している市道や河川自体が大きな損害を受け、河川の水位が低下するまで、復旧工事に着手できない状況となり、復旧までに時間を要しましたが、仮復旧工事が完了し、8月19日に解消しております。

 

今回の大雨災害では、市内の広範囲にわたって甚大な被害が出ていることにかんがみ、私も、これまでに、秋田県に加え、石井国土交通副大臣や、農林水産省、林野庁などに対し、鹿角市の被害状況をお伝えしながら、早急に復旧事業を実施していただくよう、要望を重ねております。

また、JR花輪線の被災個所につきましては、八幡平市長および秋田県とともに、JR盛岡支社長に早期復旧の要望に伺う予定としており、これについては、盛岡市長、大館市長とも連名で行い、関連自治体が連携しながら対応することとしております。

こうした中、先日(8月23日)、国が今回の東北や北陸地方などで発生した大雨災害を激甚災害に指定する見通しを示したことから、今後は、こうした動きを注視するとともに、国県など関係機関と連携しながら、市といたしましても、早期の復旧に尽力してまいります。

3年ぶりの開催となった夏祭りについて

次に、今年は、3年ぶりに多くの祭りが開催され、地域に熱気がみなぎり、人々の笑顔が広がる夏となりました。

7月は、毛馬内まつり(12-13日)に始まり、湯瀬(16-18日)と長嶺(16-17日)で先祓舞が奉納され、また、大湯温泉夏まつり(30-31日)が盛大に開かれました。今月に入っては、花輪ねぷたが挙行され、大湯大太鼓まつり(15日)は残念ながら大雨により中止となったものの、谷内と大里(15-16日)での先祓舞に続き、本市最大のお祭りである花輪ばやしと毛馬内の盆踊りが、盛大に開催されました。

主な夏祭りの入込数につきましては、花輪ばやしは17万9千人で、毛馬内盆踊りは、例年より1日短い2日間で、1万人の人出となりました。

また、これらの祭りに合わせて実施した「かづのプレミアムツアー」につきましては、コロナ感染拡大の懸念から、最終的に17人の参加となりましたが、参加者全員からツアー内容に満足したとの回答をいただいており、本市が推進するヘリテージ・ツーリズムへの関心の高まりがうかがわれるものとなりました。

長引くコロナ禍にあって、感染対策と社会経済活動の両立を図っていくことが強く求められる中で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮しながら、祭典の開催にご尽力いただいた関係者の皆さまに、心から敬意と感謝の意を表したいと思います。

そしてまた、夏祭りを通じて、本市の世界級遺産の素晴らしさを再認識するとともに、鹿角が誇る伝統文化を生かした、品格と風格のあるまちづくりをさらに推進してまいりたいと、決意を新たにしたところでございます。

見守りネットワーク協定締結式について

次に、「見守りネットワーク協定締結式」についてでありますが、本日このあと、協定締結式を行います。協定の内容については、締結式の中でお伝えいたしますので、よろしくお願いいたします。

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