令和4年11月21日の記者会見
本日は、
・「鹿角市くらし応援商品券」について
・「災害時における物資供給に関する協定」の締結について
・JR花輪線の復旧の見通しについて
・災害復旧促進の要望活動について
の4件について申し上げたいと思います。
鹿角市くらし応援商品券について
はじめに、先月の定例記者会見でお知らせいたしました「鹿角市くらし応援商品券」につきましては、対象者へ商品券の配付を開始したところであります。
今回の商品券事業は、燃料価格や物価の高騰により、市民の生活に影響が及んでいるなかで、家計の負担を軽減し、市民のくらしを応援するため、令和4年11月1日現在で鹿角市に住民登録のあるすべての方を対象に、5千円分の商品券を配付いたします。
商品券の配付にあたりましては、対象者に商品券が配達されたことを確認する必要がありますので、ゆうパックによる配達としております。
今後、対象者への配付が順次進められますが、すべての方に商品券が配付されるまでには時間を要しますので、今しばらくお待ちくださるようお願いいたします。
また、商品券を取り扱う加盟店は市内410店舗となり、加盟店一覧を商品券と一緒に同封しているほか、市ホームページでも公表しております。なお、加盟店登録は随時行っており、希望される事業者はお問い合わせください。
商品券の配付には、地域経済を応援するという意味合いもありますので、市民の皆様には、ぜひ年末年始にご利用いただき、地域経済の活性化にもご協力くださいますようお願いいたします。
「災害時における物資供給に関する協定」の締結について
次に、「災害時における物資供給に関する協定」の締結についてでありますが、
本日、11月21日付けでNPO法人コメリ災害対策センターと、大規模災害時における物資の供給及び運搬に関する協定を締結いたしました。
災害時、市が必要とする応急対応品について、株式会社コメリが保有する全国11カ所の流通センターにおける備蓄品をはじめ、46都道府県に及ぶコメリの店舗や、取引先を中心とした災害対策ネットワーク協力企業が保有する大量の「流通在庫」を活用し、迅速かつ継続的な物資供給をしていただくこととしております。
本市ではこれまで防災関連として37の協定を締結しておりますが、NPO法人コメリ災害対策センターとの協定締結により、手薄となっていた生活用品や資機材関係の品目について、迅速な確保が可能となったことで災害対応力の強化が図られたものと考えております。
JR花輪線の復旧の見通しについて
次に、去る11月15日に、JRから、8月の大雨災害で区間運休が続いている花輪線について、来年4月から5月ごろに運転再開するとの見通しが発表されました。
花輪線の早期復旧に向けましては、9月1日に、八幡平市や滝沢市、盛岡市、大館市及び秋田県と連携し、JR盛岡支社長に要望書を提出したほか、私も、機会を捉えて、国をはじめ、関係各方面に応援を要請してまいりました。
日常的に花輪線を利用していた市民や、地元の関係者には、運休が長期化することに不安が募っていたものと思います。このたび、全面復旧の見通しが示されたことを受け、市民の間にも、安堵感があると思いますので、JRをはじめ関係各位のご尽力に感謝申し上げたいと思います。
特に、日々の通学で花輪線を利用していた学生は、花輪線の運休によって不便を強いられているものと受け止めておりました。私も、鹿角花輪駅で、代行バスに乗り降りする学生の姿を見るに、早期の復旧を切に望んでおりました。
今後、復旧工事が進められていくことと思いますが、来年の4月から5月の見通しとされているなかでも、1日でも早く運転再開がなされるよう、引き続き関係者と連携しながら取り組んでまいります。
災害復旧促進の要望活動について
次に、先週東京都に出張し、関係機関に対する要望活動などを行ってまいりました。
17日には、秋田県選出等国会議員と秋田県市長の懇談会に出席し、国の施策・予算に関する提案・要望書を提出したほか、災害復旧促進全国大会に出席するとともに、秋田県防災協会を代表して、各国会議員や石井浩郎国土交通副大臣に対し、8月の豪雨に関する災害復旧の促進について要望書を提出してまいりました。
やはりこのような形で直接お会いして、情報を得て勉強しながら、要望をお伝えすることが非常に重要であるということを、今回も再認識いたしました。
今後も、関係機関と連携しながら、機会を捉えて、可能な限り直接出向いて要望をお伝えする活動を継続してまいりたいと考えております。
更新日:2024年02月01日