令和6年4月22日の記者会見

更新日:2024年04月24日

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本日は、

・かづの未来アカデミー参加生徒の募集について

・省エネ家電購入支援補助金について

の2件について申し上げたいと思います。

かづの未来アカデミー参加生徒の募集について

はじめに、今年で4年目を迎える「かづの未来アカデミー」に参加する生徒を5月1日から6月28日まで募集いたします。

本市では、市内全域を大学キャンパスに見立てた「鹿角キャンパス構想」を推進し、本市をフィールドに学生の交流や教育研究活動、地域貢献活動などを通じて、大学と地域の連携を促進する域学連携の拡大と、この取組みの先にあるサテライトキャンパスの誘致に取り組んでおります。

この取組みの一端を担う「かづの未来アカデミー創造事業」は、包括連携協定を締結する武蔵野大学と連携し、市内の中学生や高校生が大学の教育・研究機能にいち早く触れ、地域課題の解決策を学ぶ機会を提供することにより、本市の活性化に力を発揮できる人材の育成を進めるものです。

今年度のテーマは、『中高生・大学生によるチャレンジショップ -若者がデザインする中心市街地のカタチ-』とすることにしています。昨年度に、中心市街地の魅力を具体化するために実施した研究では、「イベントや催事」に魅力を感じる市民が多い一方で、「特産品や名産品」を購入できる場所を求めるニーズが高かったこと、また、中心市街地に、商業機能だけでなく、市民の居場所を求める声も多いことが分かりました。この結果を踏まえて、チャレンジショップの運営を通じた実証事業と、市民へのヒアリングやワークショップ通じた市民の居場所づくりについて研究を行うことにしています。

なお、「かづの未来アカデミー」は、8月8日から13日までの6日間、まちなかオフィスに期間限定で開設する「武蔵野大学鹿角サテライト推進拠点」で行うこととしており、そのうち8月9日から11日までの3日間、旧関善酒店を会場にチャレンジショップを実施する予定としております。

このプログラムは、高等教育機関のない本市において、中学生、高校生が市内にいながら大学教育を経験できる貴重な機会となっており、また、地域の産業や文化などへの理解を深めることで、将来の地元回帰を促進してまいりたいと考えております。

省エネ家電購入支援補助金について

次に、昨今のエネルギー等の物価高騰に対応するとともに、家庭から出る温室効果ガスの排出抑制と光熱費の削減を図るため、省エネルギー家電製品の購入に対し、その費用の一部を助成いたします。

対象となる家電製品は、エアコンと冷蔵庫で、エアコンは、日本産業規格(JIS規格)C9901に基づく多段階評価点が3.0以上で寒冷地仕様のもの、冷蔵庫は、同じく多段階評価が3.5以上のものです。

補助率は、対象経費の2分の1で、1製品につき上限を10万円とし、1世帯でエアコンと冷蔵庫の両方を購入する場合は、最大で20万円の補助となります。

申請から交付決定までの流れは、今回の補助金は、多くの申請が見込まれることから、5月1日から13日までを受け付け期間とし、応募者多数の場合は、5月15日に抽選を行い、申請できる方を決定いたします。決定後は、6月20日までに交付申請手続きをしていただく流れとなります。

この夏も猛暑が見込まれますので、夏のエアコン使用に間に合うスケジュールとしておりますが、予算に限りがありますので、購入を考えている方は早めにご検討くださるようお願いいたします。

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