令和6年12月23日の記者会見

更新日:2024年12月24日

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本日は、

・鹿角家U(アンタ゛ー)25応援事業「kazuno fes.(かづのフェス)」について

・第78回十和田八幡平駅伝競走全国大会について

・2024年の振り返りについて

の3件について申し上げます。

鹿角家U(アンタ゛ー)25応援事業「kazuno fes.」について

年明けの1月18日(土曜日)に、本市と連携協定を締結しております株式会社高木ビル(高=はしごだか)所有のコワーキングスペース・バースラボを会場に、鹿角家U(アンタ゛ー)25応援事業「kazuno fes.(かづのフェス)」を開催いたします。

今回は、会員同士の交流だけでなく、会員以外の方も楽しめる体験イベントも合わせて実施することになり、きりたんぽの手作り体験、鹿角市民がセレクトしたふるさと便の販売、かづの牛の革を使ったクラフト体験のほか、首都圏在住の鹿角出身者で構成するバンド「かづのブラス」による演奏が行われます。

例年は、交流イベントの企画をNPO法人かづのclassyに委託して実施しておりましたが、今年度は、株式会社高木ビル(高=はしごだか)のコミュニティマネージャーにコーディネートをお願いし、鹿角家U(アンタ゛ー)25の会員が月に一度、バースラボに集まり、自分達が開催したい内容で企画・準備を進めております。

この鹿角家U(アンタ゛ー)25応援事業は、関係人口「鹿角家」の会員と、市外に転出した本市出身の25歳以下の若者が対象の「鹿角家U(アンタ゛ー)25」会員の交流イベントを通じて、首都圏における本市出身者の若者コミュニティを作り、Uターンの機運を醸成することを目的に開催しております。

イベント開催に向けた月1回の企画会議には、毎回5~6人が集まっているほか、武蔵野大学や大正大学の学生にも参加いただいております。

イベントの成功はもとより、転出した若者が、本市に関わり続ける仕組みを作って育てていくことにより、ふるさと愛を呼び起こし、一人でも多くの若者が本市にUターンしていただけるよう努めてまいります

第78回十和田八幡平駅伝競走全国大会について

次に、去る12月16日に開催されました大会委員会において決定された事項2点について報告いたします。

1点目は、大会の開催日について、来年度から、8月の第1土曜日を開催日とすることに変更し、来年は、8月2日に開催することといたします。

変更の理由としましては、本大会は、参加チームの減少が課題として挙げられておりましたので、今年の大会終了後に、出場チームを含む実業団・大学等のチームを対象にアンケートを実施いたしました。

このなかで、開催日に関しましては、これまでの8月7日と、土日開催を希望する回答が同程度でありました。

かねてから、平日の開催について、「参加しづらい」との声が寄せられていたこともあり、大会委員会では、平日開催が参加チーム減少の一因となっているものと考察し、真夏のレースという十八駅伝の特色を失わずに、チームが参加しやすい開催日として、8月7日に近い、8月の第1土曜日に変更することを決定したものであります。

2点目は、来年の「第78回大会」では、誠に残念ではありますが、女子の部を休止することといたしました。

休止の理由としましては、今年度は、1つの団体から3チームのエントリーがありましたので、開催いたしましたが、異なる複数の団体からのエントリーが無い状態が続いております。

また、これまでの誘致活動では、複数の女子実業団チームから、夏場の大会参加は「その後の練習や大会等に影響があるため、参加を控えざるを得ない」とのご意見をいただいており、これらの状況を踏まえ、来年度の女子の部の休止を決定いたしました。

十八駅伝は、暑い時期の開催ではありますが、開催日を土曜日に変更することで、参加チームを増やすとともに、多くの市民の皆様からも沿道で応援をいただき、大会が盛り上がることを期待しております。

2024年の振り返りについて

次に、2024年の振り返りになりますが、

私の言動について「鹿角市パワーハラスメント事案に関する第三者調査委員会」が設置されたことにつきましては、市民及び職員の皆様にご心配をおかけし、大変申し訳なく思っております。つらい思いや不快な思いをさせた職員に、改めてお詫び申し上げます。

今年は、三笠宮彬子女王殿下をお迎えしての「第97回全日本学生スキー選手権大会」の開催にはじまり、秋田県立鹿角高等学校の開校、第147回秋田県種苗交換会の開催、JR花輪線での特別観光列車「ひなび(陽旅)」の運行など、喜ばしいニュースがありました。

一方で、元日の能登半島地震や、クマの出没と人身被害、記録的な猛暑など、市民生活の安全安心を守る有事への備えの大切さを改めて認識した年でもありました。

印象的な出来事といたしましては、11月に開催した第147回秋田県種苗交換会は、本市では9年ぶりとなりましたが、今回初めて協賛会に加わっていただいた小坂町と連携しながら取り組み、県内外から62万人の来場者をお迎えして、鹿角地域の農産物や魅力をPRすることができました。

十和田湖観光につきましては、環境省の先端モデル事業にかかる「十和田湖1000年会議」に参画しながら、小坂町の「道の駅十和田湖」のオープンに合わせ、本市でも甲岳台展望台へのアクセス向上を図る林道整備を行い、10月に完成いたしました。

また、有事への備えの面では、能登半島地震の教訓を踏まえ、県が立ち上げた「男鹿半島地域等防災・減災会議」に参画し、市民生活の安全安心を確保するための地震対策の検討を進めているほか、おとといは市役所を会場に鹿角市総合防災訓練を開催いたしました。

このほか、タケノコ採りによる遭難事故で、捜索隊員がクマに襲われる人身被害が発生したことから、関係機関との連携・協力体制を強化し事故防止に万全を期してまいりました。11月には、浅尾環境大臣が本市を訪れ、クマ出没対策の現場を視察しており、国が進める鳥獣被害防止対策に協力することとしています。

来年も、鹿角市が誇る自然や伝統文化、市民や地域とのつながりを大切にしながら、市民の皆様に笑顔と希望があふれるまちづくりを進めてまいります。

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