令和2年1月27日の記者会見
本日は、
・第10回ロケーションジャパン大賞 特別賞の受賞について
・花輪線利用促進協議会との共同イベントの開催について
の2件について申し上げたいと思います。
第10回ロケーションジャパン大賞 特別賞の受賞について
はじめに、「第10回ロケーションジャパン大賞」において、本市が、映画「デイアンドナイト」で「地域の変化部門」特別賞を受賞いたしました。
この大賞は、映画やドラマのロケ地を紹介する情報誌「ロケーションジャパン」編集部が主催しているもので、今回は、2018年12月から2019年11月までに公開された40作品63地域がノミネートされ、去る15日に各賞が発表されました。
本市では、市民主体の「制作支援・プロモーション実行委員会」を組織し、エキストラの出演や炊き出しなど、地域が一体となって映画撮影をサポートしたほか、ロケ地ガイドブックの作成・配布や、ロケ地ツアーの開催など独自事業を展開し、メインのロケ地となった中滝ふるさと学舎の入込客は、ロケ前と比較して3割増となりました。
今回の受賞は、映画を通じた地域活性化に積極的に取り組んだことが評価されたものと捉えており、これを機に、観光客をはじめ鹿角を訪れる方が増加することや、再度ロケ地に選定されることを期待しているところです。
また、DVD発売を記念して先月開催した再上映会に、主演の阿部進之介(あべ しんのすけ)さんや、監督の藤井道人(ふじい みちひと)さん、プロデューサーの伊藤主税(いとう ちから)さんが、鹿角を盛り上げるために駆けつけてくれるなど、信頼関係が築き上げられておりますので、こうした縁や繋がりを大事にし、今後の取組みに活かしていきたいと考えております。
花輪線利用促進協議会との共同イベントの開催について
次に、花輪線利用促進協議会との共同イベント「花輪線からみる鹿角の未来」を、2月9日(日曜日)に、交流センターを会場に開催いたします。
当日は、作家で鉄道フォトライターの矢野直美(やの なおみ)さんと、地域エコノミストの藻谷浩介(もたに こうすけ)さんにお越しいただき、ご講演をいただくほか、「ローカル鉄道の魅力と地域産業への効果」をテーマに、花輪線の乗車経験もあるお二人が本市に抱く印象や、花輪線の利活用を通した地域活性化の方策について、トークセッションをしていただくこととしております。
本市の列車利用の玄関口である、鹿角花輪駅前広場の整備も予定通りに進んでおりますが、国内外を旅し、独自の視点と発信力を持つお二人に、花輪線の魅力をあらためて掘り起こしていただく機会にしたいと思いますので、多くの市民から来場いただきたいと考えております。
更新日:2024年02月01日