令和2年3月24日の記者会見

本日は、

・新型コロナウイルス感染症予防対策への支援について

・新型コロナウイルス感染症対応資金利子助成制度の新設について

・令和2年4月1日付人事異動について

の3件について申し上げたいと思います。

はじめに、本市の新型コロナウイルス感染症対策に対し、関係機関からさまざまな支援をいただいておりますので、ご紹介いたします。

花輪ふくし会からは、手の消毒液、15リットルを寄贈いただきました。消毒液は、さっそく小・中学校の卒業式で利用いたしましたが、今後も、子どもたちの学校生活において有効に活用させていただきます。

花輪ロータリークラブからは、非接触ミラー型の体温計を4台寄贈いただきました。この体温計は、利用者の多い、まちなか児童クラブ、花輪児童クラブ、十和田児童クラブ、八幡平児童クラブに設置しております。これまで体温測定は、一般的な体温計で、都度、消毒しながら測定しておりましたが、この体温計の設置により、測定作業の軽減と時間の短縮が図られております。

鹿角工業振興会からは、玄関マットなどに使用できる消毒液、12リットルを寄贈いただきました。児童クラブやコモッセ、各市民センターなどで活用させていただいております。

ポークランドグループからは、十和田と大湯の児童クラブに、コロッケなどの補食を提供いただいております。

なお、本日午後には、有限会社ハリカ大館店から、本市小・中学校に対し消毒液を寄贈いただくこととなっております。

こうしたご支援に対しまして、心から感謝を申し上げます。

次に、新型コロナウイルス感染症で影響を受けている、市内事業者の資金繰りを支援するため、県の経営安定資金と連動した支援制度を立ち上げることといたしました。

これは、県が行っている経営安定資金の貸付制度に、危機関連枠および新型コロナウイルス感染症対策枠が設定されたことを受け、市が、これらの融資を受ける際の金利1．15％を3年間助成するものです。

感染症の影響が広く多業種に及んでいることを鑑み、早急に、資金繰り支援が必要と判断し、令和2年度の補正予算として専決処分で措置し、4月以降に返済する利子相当分を助成対象といたします。

なお、小坂町も同様の取組みを実施予定とのことですので、鹿角地域が足並みをそろえて実施することとなります。

※令和2年4月1日付け人事異動の概要については資料をご覧ください