令和3年8月2日の記者会見
本日は、
・新型コロナウイルスワクチン接種について
・「東京2020パラリンピック鹿角市採火式~縄文の火を鹿角から東京にとどけよう~」の開催について
・第74回十和田八幡平駅伝競走全国大会の中止について
の3件について申し上げたいと思います。
新型コロナウイルスワクチン接種について
はじめに、新型コロナウイルスワクチン接種について、現在の進捗状況と今後の対応を申し上げます。
7月30日に、12歳から18歳までの対象者1,512人にワクチン接種券を郵送し、これにより、7月末時点で満12歳以上のすべての対象者に対し、接種券の発送を完了しております。
なお、8月以降に12歳になる対象者については、誕生日を迎えた月から順次、接種券を発送してまいります。
7月末までのワクチン接種の状況は、13,939人の方が1回目の接種を終え、11,901人の方が2回目の接種を終えています。
65歳以上の方の接種率は約8割で、対象者全体の接種率は約5割となっております。
8月から9月にかけて、ホテル鹿角を会場に集団接種を計画しておりますが、国から供給されるワクチンの数量が限られておりますので、現在は予約枠を調整しながら予約の受付を進めております。
今後につきましては、ワクチンの供給量と接種希望者数の状況を踏まえ、接種の進め方について医師会とも協議しながら、引き続き希望者が安心して接種を受けられる体制で実施してまいります。
「東京2020パラリンピック鹿角市採火式~縄文の火を鹿角から東京にとどけよう~」の開催について
次に、「東京2020パラリンピック鹿角市採火式~縄文の火を鹿角から東京にとどけよう~」の開催については、
8月24日に開幕する「東京2020パラリンピック」では、全国各地で採火される炎を集め、8月17日から東京都をはじめ4都県で聖火リレーが行われますが、本市では、8月12日に、大湯ストーンサークル館縄文広場で採火式を開催し、世界文化遺産に登録された縄文遺跡群にちなんだ採火を行います。
県内25市町村で採火された火は、8月16日に秋田市で開催される県内集火式で集められ、秋田県の聖火として東京に運ばれます。
本市の採火式では、比内支援学校かづの校から、全面的にご協力をいただき、高等部の生徒さんが縄文時代に使われていた「まいぎり式」火起こし器を用いて採火を行います。
また、同校高等部の生徒が地域貢献活動として取り組んでいる鹿角の平和と安全を守る「鹿角戦隊リンゴレンジャー」も駆け付け、一緒に採火式のイベントを盛り上げてくださる予定となっております。
なお、当日は、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、縄文広場内には一般観覧者を入れずに実施させていただきますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
このほか、かづの校小学部から高等部までの49名の児童・生徒からは、パラリンピックの応援パネルを制作していただいており、8月24日から9月5日までのパラリンピック大会期間中に、各市民センターと大湯ストーンサークル館で展示を行います。
第74回十和田八幡平駅伝競走全国大会の中止について
次に、今週末の7日に開催を予定していた第74回十和田八幡平駅伝競走全国大会は、中止することといたしました。
全国的に感染が拡大傾向にあり、6都府県に緊急事態宣言が発出されていることなど、さまざまな状況を総合的に判断し、たいへん残念でありますが中止を決定したところでございます。
昨日まで開催予定でありました「第32回全国ローラースキー選手権大会」の関係者に、新型コロナウイルス陽性者が発生したことも中止決定の要因の一つとなっております。
昨年に続き、2年連続の中止となり、参加を予定されていたチームおよび役員をはじめ関係各所には、たいへんご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
更新日:2024年02月01日