新型コロナウイルス感染症に係る誹謗中傷防止共同宣言が行われました
秋田県内の人権擁護や医療、福祉、経済、教育、トップスポーツ、行政の各団体が集まり、今般の新型コロナウイルス感染症に係る誹謗中傷の防止に向けて共同宣言が行われました。
<秋田県誹謗中傷防止キャッチフレーズ>
「NO!コロナ差別 ~感染した方々にはやさしさを ウイルスと闘うすべての方々に感謝を~」
<宣言文>
わたしたちは、お互いに連携して、感染された方々やそのご家族などへの誹謗中傷や差別的な言動を防ぎ、思いやりを持った冷静な行動を呼びかけるとともに、医療従事者をはじめ、ウイルスと闘うすべての方々に感謝し応援する活動を展開することにより、県民一人ひとりが互いに支え合い、人権を尊重するやさしさに満ちた寛容な社会の実現を目指します。
【宣言実施日】令和2年10月28日(水曜日)
【参加団体】秋田弁護士会、秋田県人権擁護委員連合会、一般社団法人秋田県医師会、公益社団法人秋田県看護協会、社会福祉法人秋田県社会福祉協議会、秋田県商工会議所連合会、秋田県商工会連合会、秋田県中小企業団体中央会、秋田県農業協同組合中央会、一般社団法人秋田県観光連盟、秋田県PTA連合会、秋田県高等学校PTA連合会、秋田県特別支援学校PTA連合会、秋田ノーザンハピネッツ株式会社、株式会社ブラウブリッツ秋田、秋田ノーザンブレッツRFC、秋田地方法務局、秋田県市長会、秋田県町村会、秋田県
1 誹謗中傷はやめよう
・感染された方や医療・介護従事者、そのご家族などに対する誹謗中傷や差別的な言動、感染された方の特定などは、感染者らを傷つけ、精神的に追い込む非常に悪質な行為ですが、県内においてもこうした事例が残念ながら確認されます。
・誹謗中傷は、市民の間に不安や恐怖心を招き、受診や相談を躊躇させ、感染の拡大につながるおそれがあります。
・医療機関関係者への偏見や差別は、生活に支障を来し離職につながるなど、医療体制に影響を及ぼす懸念があります。
・自分のため、あなたの大事な人のため、差別や個人的な憶測に基づく情報の拡散は絶対に行わないでください。また、身近でこのような事例を見かけた場合は、決して同調しないでください。
・感染への不安や偏った正義感により、無意識のうちに誰かを傷つけているかもしれません。市民の皆様には、相手を思いやる温かい心を持って冷静に行動するようお願いします。
【こんな行為をしてませんか?】
・コロナにかかった(らしい)と噂する
・感染者やその勤務先、学校を特定しようとする
・噂話や個人情報をSNSや口コミで広げる
・感染発生施設や、コールセンターに苦情の電話をかける
・感染者や医療関係者らの施設や店舗の利用を断る
そのほか「目の前で相手が触れた場所を消毒する」「県外に行っただけでその人を避ける」など2 一人で悩まず、ご相談ください
以下の相談窓口で相談を受け付けています。
差別や偏見、誹謗中傷など人権侵害に対する相談窓口一覧
相談窓口 |
受付時間 |
電話番号等 |
---|---|---|
みんなの人権110番 (人権問題に関する電話相談) |
平日 8:30から17:15まで |
0570-003-110 |
人権問題に関するインターネット相談 | 24時間 | https://www.jinken.go.jp |
子どもの人権110番 (いじめ・虐待など子どもの人権の相談) |
平日 8:30から17:15まで |
0120-007-110 |
女性の人権ホットライン (セクハラ・家庭内暴力など女性の人権の相談) |
平日 8:30から17:15まで |
0570-070-810 |
外国語人権相談ダイヤル (外国語での人権の相談) |
平日 9:00から17:00まで |
0570-090-911 |
法律相談(秋田弁護士会) |
平日 9:00から17:00まで |
018-896-5599 |

更新日:2024年02月01日