食生活改善推進員 -鹿角市

更新日:2024年02月01日

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「食生活改善推進員(食改さん)」とは?

「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに、食を通した健康づくりのボランティアとして活動しています。

子供から高齢者まで、生涯を通じた食育の推進に取り組み、正しい食知識の普及、地産地消、郷土料理や行事食、食文化の継承など様々な視点から健康づくり活動を行っています。

活動内容

1.地域における普及啓発活動

・健康づくりのための講習会や調理実習の開催

・保育園や小学校への訪問による食育活動

・減塩レシピの考案

・健康イベントでの試食提供

・郷土料理の継承に関する活動

・食育に関する啓発活動(講話や展示など)

・対話による個別訪問

・市健康づくり事業への協働

2.自分の資質を高めるための活動

・食生活改善推進協議会総会

・食生活改善推進協議会リーダー研修会

・会員向け学習会 等

活動の概要

【健康づくりに関する講習会の開催】

生活習慣病予防や介護予防などに関する講話や体験、調理実習などを行うことで、普段の食生活の振り返りや自分の健康状態を確認するとともに、家庭での食生活習慣改善の実践につながるよう、様々な講習会を開催しています。

【食育活動】

幼い頃から正しい食習慣を身に着けられるよう、その知識を普及すると同時に、楽しく調理をすることで食事への関心を高めることを目的とし、保育園や小学校、自動クラブ等へ出向いて栄養や健康に関するゲームやエプロンシアター等を行ったり、調理実習を行ったりしています。

また、6月の食育月間に合わせて市内の保育園に食育ぬり絵の配布を行ったり、図書館と共同で食育コーナーの設置したりといった啓発活動も行っています。

ふる里1

【就学前児童の保護者への食育講話】

就学前のお子さんを対象に行っている5歳児相談では、児童の保護者に対し食育の講話を行っています。「共食」や「朝食」の大切さ、栄養バランスについてなど、会員自身の経験や体験なども交えながらお話しています。

【健康意識啓発活動(イベントでの試食提供等)】

健康寿命を延ばすことを目的に、食育、健康増進、疾病予防、介護予防などのテーマをもとに各種イベントでの試食提供を行うことで、幅広い世代に健康意識の啓発を行っています。

これまでには、減塩メニューや野菜たっぷりメニュー、野菜・果物を使った子供向けおやつのほか、鉄分補給メニュー、骨を丈夫にするメニューなどを提供しています。

提供までは、試作などを行いながら検討を重ね、会員自身でメニューを考案しています。

【鹿角の特産品を使った減塩&野菜・果物レシピの開発】

鹿角の食材を使った「減塩で野菜や果物がしっかり摂れるレシピ」の開発を行っています。

さらに、令和4年度には料理研究家の浜内千波さんより2品のメニューをご考案いただき、各種イベント等で試食を提供するなどして普及活動を行っております。

【介護予防事業】

低栄養予防や介護食のことなどについて実践に結び付けることができるよう、会員自身が学んだり、各地区のサロンや集まりなどに出向いて知識を伝達したり、簡単な食事作りなども行ったりしています。また、一緒に食べる機会(共食)を広げていくなど、元気に長寿を全うできるよう取り組みを行っています。

【郷土料理の継承に関する活動】

若い世代に対し、調理実習などを通じて、伝統料理や地元の食文化への理解を深める活動をしています。

「食改さん」になるには?

1.養成講座を受け、必要な単位を取る

会員として活動するためには、必要な知識や技術を習得するために、定められた講義や調理実習などを規定の時間受講する必要があります。

養成講座は数年に1度の開催となります。実施の際は、広報や市民メール、ラジオ等でお知らせいたしますので、ご確認ください。

2.事業に参加し、ポイントを集める

養成講座を受ける前でも、会員と一緒に活動することで「ポイント」を取得していく方法もあります。「活動に興味はあるけど、養成講座を受ける機会を逃してしまった」「どんな風に活動しているのか一度参加してみたい」など、少しでも興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

すこやか子育て課 健康づくり班(福祉保健センター内)

〒018-5201 秋田県鹿角市花輪字下花輪50番地
電話:0186-30-0119 ファックス:0186-30-1257
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