概要と開催状況
概要
花輪ねぷたは、8月7日・8日に行われ、第一日目の七夕行事、二日目の眠り流し行事で構成されている。
10町内から10台の大灯籠(将棋の駒の形をしたもの。表に王将の文字、裏に武者絵を描いている)と10台の大太鼓が繰り出し、運行される。二日目の夜は米代川に架かる稲村橋に集合し、大灯籠や大太鼓の飾りに一斉に火が放たれ「眠り流し」が行われる。
伝承曲として「七夕」と「大の坂」が伝わり、七夕には笛のメロディーが付く。運行時は七夕が打ち鳴らされ、稲村橋で大灯籠に火が放たれた瞬間から曲は大の坂に代わり、忌み穢れを払う行事から、先祖霊を迎える行事へと切り替わる。
ねぷたは江戸末期より続いていると言われている。花輪ねぷたを知る文献として『鹿角方言考』があり、その著者(明治5年生まれ)の幼少時のねぷたの様子が記載されている。
開催状況(開催しました)
開催日:令和6年8月7日(水曜日)から8日(木曜日)
開催時間:午後6時30分から
開催場所:花輪通り、鹿角花輪駅、稲村橋
更新日:2024年03月08日