概要と開催状況
概要
8月19日、20日の花輪祭の屋台行事(花輪ばやし)が終わると中秋の名月まで、秋の気配が夜毎に深まる花輪の町通りで篝火を囲みながら踊りの輪が繰り広げられ、町踊りの伝承と保存が行われている。三味線、太鼓の囃子と唄につれての洗練された踊りの所作は、足の運びは男舞で、振りは手数が多くテンポも軽快で、優雅な手振りは緩急の変化に富み、いなせな江戸情緒を伝えている。
伝承曲は甚句、花輪よされ、おやまこ、花輪よしこの、塩釜、毛馬内よしこの、ぎんじがい、あいやぶし、おいと、どっこいしょ、豊年万作、ちょうしの12曲で、ぎんじかいは笛だけで踊り、豊年万作には舞扇を用いる。この他、かいな、新潟があったが、今は踊られていない。
衣装は浴衣(町内、グループごとに揃いの柄)または単衣で、男は角帯、女は夏帯を着け、白足袋、草履履きが標準であるが、特定されたものはない。
開催状況(開催しました)
開催日:令和6年8月下旬から9月中旬
開催時間:午後7時30分から
開催場所:花輪各町内
更新日:2024年03月08日