概要と開催状況
概要
この芸能は、近世に高屋館に入部した佐藤近江が三河(愛知県)から移住した折、保持してきたと伝えられ、毎年旧盆の頃、集落の氏神である稲荷神社に豊作を祈って奉納されてきた。戦後途絶えて消滅寸前であったが、昭和45年に古老たちの指導により復活され、以後4月19日に奉納されるようになった。踊りは勇壮、かつ賑やかで、服装は華麗である。
この駒踊の構成は、1 棒使い、2 街道渡り、3 奴舞(ザイ)、4 奴舞(扇)、5 交駒、6 奴舞(奥山)、7 奴舞(扇)、8 駒奴である。
頭家(当講の当番)に集合して衣装を整え、高張提灯2基が先頭に立ち、棒使い2名、笛、かつぎ太鼓、打太鼓、駒6騎、奴舞の順に舞いながら街道を行進して、奉納先の稲荷神社に至る。この芸能の特徴は、奴舞が婦人たちによって演じられること、また、奴舞(奥山)に歌詞がついていることである。
開催状況(開催しました)
開催日:令和6年4月19日(金曜日)
開催時間:午後6時30分から
開催場所:稲荷神社(花輪下川原)
更新日:2024年03月08日