成人の風しん予防接種

更新日:2025年05月12日

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鹿角市では、風しんの抗体価が低く予防接種を希望する方に、成人の風しん予防接種の費用助成をしております。

風しんとは

風しんは、風しんウイルスの感染によって起こる急性の発疹性感染症です。潜伏期間は2~3週間で、主な症状として発疹、発熱、リンパ節の腫れが見られます。
風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染でヒトからヒトへ感染が伝播します。風しんウイルスの感染力は発疹の出る1週間前から発疹が出た1週間後くらいまでと言われています。約15~30%の人は感染していても明らかな症状が出ない不顕性感染で終わるため、感染者本人が知らずに周囲へ感染を広げてしまう危険性があります。

先天性風しん症候群とは

妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、胎児が感染し、先天性の異常や障害を引き起こすことがあります。

先天性風しん症候群に感染した赤ちゃんにみられる症状として、「難聴、先天性心疾患、白内障」が三大症状といわれています。

対象者

接種日において鹿角市民で、以下のいずれかに該当する方

1.風しん抗体検査において、抗体価が低いと判定された妊娠を希望する女性(妊婦は除く。)

2.秋田県風しん抗体検査事業において、抗体価が低いと判定された方

抗体価が低いとは、HI抗体価が16倍以下、又はEIA価が8.0未満相当であることを言います。

助成金額

5,000円(上限)

あらかじめ、医療機関から5,000円引いた金額が請求されます。金額は医療機関によってことなります。

助成期間

令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

予防接種の受け方

手順1.医療機関で、秋田県風しん抗体検査を受ける。
過去の妊婦健診等で風しん抗体価が低いと判定された方は、風しん抗体価が低いことを証明できる書類の写しがあることで手順1を省略できます。

【抗体検査の結果、抗体価が低かった場合】
手順2.指定医療機関(下記一覧参照)へ風しん予防接種を予約する。

風しん予防接種指定医療機関
指定医療機関 電話番号
かづの厚生病院(消化器内科) 0186-23-2111
鹿角中央病院 0186-23-4131
大湯リハビリ温泉病院 0186-37-3511
いけがみレディースクリニック 0186-30-0111
大里医院 0186-22-1251
かづのファミリークリニック 0186-22-6080
なかの消化器内科クリニック 0186-22-7335
福永医院 0186-35-3117
三ケ田内科循環器科医院 0186-31-1231
小坂町診療所 0186-29-5500

指定医療機関以外での予防接種は助成対象外となります。

手順3.風しん予防接種後、助成額を差し引いた額を医療機関へ支払う。

予防接種の持ち物

1.マイナ保険証

2.抗体価が低いことを証明できる書類の写し
(秋田県風しん抗体検査結果通知書、母子健康手帳など)

3.接種料金(医療機関によって異なります)

秋田県風しん抗体検査事業について

風しんの抗体検査を希望される方は、県内の協力医療機関で無料で受けることができます。

実施期間 令和7年4月1日~令和8年3月31日まで

対象者 秋田県民で次のいずれかに該当する方

妊娠を希望する女性またはその配偶者

「風しんの抗体価が低いことが判明している妊婦」の配偶者

 

そのほかの詳細については、妊娠を希望している女性等に対する風しん抗体検査費用の助成について(秋田県)でご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

すこやか子育て課 健康づくり班(福祉保健センター内)

〒018-5201 秋田県鹿角市花輪字下花輪50番地
電話:0186-30-0119 ファックス:0186-30-1257
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