狂犬病予防注射について
狂犬病とは
狂犬病はその名前から、犬だけの病気と考えられがちですが、すべての哺乳類に感染し、発症するとほぼ100%の確率で死に至る恐ろしい病気です。
日本では昭和33年以降、動物における狂犬病の発生は認められていません。しかし、海外では東南アジアを中心に、毎年約5万人もの人々と数十万の動物が死亡していると推定されています。
近年のペットブームにより多種多様な動物が国内に輸入されている今日、日本でも狂犬病が発生する可能性は十分にあります。狂犬病の発生・感染を予防するため、飼い犬は必ず登録し、年1回の予防注射を受けさせましょう。
狂犬病予防注射について
登録と同様に年1度の狂犬病予防注射が義務付けられています。狂犬病から愛犬を守るためにも必ず受けさせましょう。
・注射を受けさせなかった場合、また注射済票を犬に付けなかった場合、20万円以下の罰金に処されることがあります。
(狂犬病予防法第27条の2)
・注射済票も鑑札と同様、迷子札の役割もしてくれます。その年度の注射済票は必ず犬に着用してください。
・予防注射の方法は、以下の「1」または「2」のどちらでも構いません。
1.個別に動物病院で受ける
個別に予防注射を受けた場合は、動物病院から発行される『狂犬病予防注射済証』を持参し、 市役所生活環境課 又は 秋田県獣医師会鹿角支部 で『注射済票』の交付の手続きを行ってください。(注射済票交付手数料:550円)
やむを得ない理由により、注射を猶予すべきと獣医師が判断した場合は、獣医師が発行する『狂犬病予防注射実施猶予証明書』を 市役所生活環境課 へ持参してください。
2.市で行っている集団予防注射で受ける
市では、春(4~6月)に各地区を巡回して狂犬病予防注射を実施しています。
お住まいの地区以外の会場でも予防注射を受けられますので、都合のよい日程・場所で受けてください。
犬を登録済みの方には、案内はがきを郵送していますので、会場にご持参ください。
令和5年度より、秋(10月)の巡回は実施しておりませんので、ご注意ください。
【持ち物】
・案内はがき(ピンク)
・愛犬手帳
・料金 注射のみ…3,500円 、登録及び注射のとき…6,500円
令和7年度の市内巡回日程は以下のファイルをご参照下さい。
令和7年度 狂犬病予防注射のご案内 (PDFファイル: 610.6KB)
飼い犬の登録について
狂犬病予防注射を受けるためには犬の登録が必要です。
犬の登録は原則1頭につき1回です。登録自体が初めての場合のみ、市で行っている集団予防接種の巡回会場でお手続きできます。市外からの転入など、鹿角市へ未届けの場合は、事前に市役所生活環境課にてお手続きが必要です。
持ち物など詳しくは、以下の関連情報をご参照ください。
更新日:2025年03月26日