かづの北限の桃
背景
鹿角市の果樹栽培はりんごを主体として明治19年頃から始まったと言われています。
桃は、平成6年頃から一部の農家が栽培をはじめ、平成12年に当地域での栽培適応性が確認され、遅出し出荷による高単価が期待できる桃として積極的に導入し産地化に取り組み、「かづの北限の桃」(「北限の桃」商標登録番号第5599041号)としてブランド化を進めています。
かづの北限の桃の由来
一般的に「北限」というと「作物栽培における北方の限界」を思い浮かべるかもしれませんが、「かづの北限の桃」は、桃栽培に取り組まれている農家が想いを込め、市場出荷する時期が全国で最も遅い産地という意味合いで名づけたブランド名です。
主要な品種、特徴
鹿角地域で栽培している桃の品種は全部で約20種類あるとされています。光センサー選果により糖度が10.5度以上、色、大きさで選別され、これらの基準を満たした桃のみが「かづの北限の桃」として市場に出荷されています。福島県、山梨県といった桃の主要産地より2週間ほど後に収穫、出荷されることから、この特性を最大限に活かした販売体系を確立しています。主な品種は次のとおりです。
あかつき
白桃と白鳳から生まれた、緻密な果肉と甘い果汁がたっぷりの桃。出荷時期は、8月下旬から9月上旬です。
川中島白桃
味の素晴らしさはもちろん、大きさも魅力の桃。鹿角地域の主力品種です。出荷時期は、9月上旬から9月中旬です。
玉うさぎ
川中島白桃とゆうぞらから生まれ、甘さ、大きさが魅力の桃です。出荷時期は、9月中旬から9月下旬です。
さくら
果肉は細かく固めで、しっかりとした歯ざわりと上品な甘さが魅力の桃です。出荷時期は、9月中旬から9月下旬です。
上記のご購入に関しては、「JAタウン(オンラインショップ)」をご確認ください。ご予約は例年7月上旬から可能です。
更新日:2024年02月01日