高温・少雨下における農作物等の管理について

更新日:2025年07月31日

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   鹿角管内では高温と少雨が続いており、東北地方の3ヶ月予報(R7.7.22仙台管区気象台発表)によると9月まで平均気温が高い状態が続く見込みであることから、今後の農作物への影響が懸念されます。

   水稲の水管理においては、これまでの少雨による水量不足により、農業用水の下流域で水不足となっている地域が出てきております。出穂期を迎え十分な水が必要な時期ではありますが、水管理の際は下流地域への影響を十分に配慮の上、適量の取水についてご協力願います。

   引き続き気象情報を注視のうえ、農作物の品質低下等を招かないよう、かん水及び湛水管理を徹底するほか、巡回によりカメムシ等病害虫の発生動向に注意し適期防除を行うなど、適正な農作物管理に努めてください。

   作物毎の注意点等については、以下のファイル(県発表資料)をご参照ください。

(外部リンク)
   かづの土地改良区「渇水時における適切な水管理の徹底について」

農作業中の熱中症対策について

   農作業にあたっては以下の事項に気を付けて熱中症の予防に努めるとともに、怪我や事故のないよう安全には十分に配慮してください。

  • 作業は、日中の気温の高い時間帯を避けて行うとともに、休憩をこまめにとり、作業時間を短くするなどの工夫をする。特に、気温が高くなりやすいハウス等の施設内での作業では注意する。
  • 作業場所には日よけを設けるなど、できるだけ日陰で作業をするように努める。
  • 喉の渇きを感じる前に、こまめに水分や塩分を補給する。
  • 帽子や吸湿速乾性の衣服、空調服の着用のほか、送風機を活用する。
  • 屋内では、遮光や断熱材の施工等により、作業施設内の温度上昇を抑えるとともに、風通しを良くして室内の換気に努める。
  • 単独での作業は避け、複数人で作業を行うよう心がける。また、時間を決めて連絡を取り合う。
  • 熱中症が疑われる場合は作業を中断し、涼しい環境へ避難し水分を補給するなど、応急処置に努める。症状が改善しない場合は、早めに医療機関を受診する。

この記事に関するお問い合わせ先

農業振興課 ブランド作物推進班

〒018-5292 秋田県鹿角市花輪字荒田4番地1
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