まちの話題 令和元年5月
健康な体づくりチャレンジデー
5月29日に「チャレンジデー」が行われました。
オープニングイベントとして、十和田市民センターでラジオ体操と体を使ったじゃんけん大会が行われました。園児や児童、地域の方々など多くの方々が参加し、じゃんけん大会の勝者には、対戦市である、大分県杵築市の特産品が贈られました。
対戦結果は、本市の参加率が70.1%に対し、杵築市は、74.6%で惜しくも敗北しましたが、参加率が55%を超えたため、金メダルを獲得しました。
鹿角・小坂水防訓練
5月26日に、鹿角・小坂水防訓練が米代川河川敷で行われ、本市と小坂町から消防署員や消防団員およそ160人が参加しました。
訓練では、堤防の決壊の予防や決壊した際の応急処置など水防団の各種水防工法が実践されました。また、自治会による自主防災会では、土のうを作製し、これからの増水期に備えました。
消防長は、日ごろから防災意識を保ち、地域内の避難場所や危険箇所に気を配るよう呼びかけ、防災意識を高めました。
親子でしいたけの植菌を楽しむ
5月26日に、黒森山憩いの森で原木椎茸の親子植菌体験が行われました。
これは、椎茸の栽培方法の学習や植菌体験を通じて、森林資源の豊かさや魅力を知ってもらおうと市が新たに始めた取り組みです。
幼児から中学生までの親子およそ20人が参加し、「原木栽培」と呼ばれる方法で、ナラの丸太に椎茸の菌を植えました。子どもたちは、使い慣れない植菌用のハンマーで熱心に作業を行いました。
山岳遭難救助訓練
山菜採りのシーズンをむかえ、5月23日に花輪スキー場で山岳遭難救助訓練が行われました。クマが相次いで目撃されている山で、山菜採り中の遭難が2件同時に発生した場合を想定し、警察や消防などおよそ40人が訓練に臨みました。
訓練では、遭難者を安全に運ぶための手順や各機関の連携が確認されました。また、過去に発生したクマによる事故を受け、入山前に爆竹を投げ入れるなどクマを意識した対策がとられました。
鹿角市植樹祭
5月21日に、大湯ストーンサークルで鹿角市植樹祭が開催されました。
はじめに、間伐推進優良林家コンクールの表彰セレモニーが行われ、功労者に賞状が授与されました。続いて、市内小中学校の児童生徒や林業関係者など参加者およそ200人が、ブナやミズナラなどの幼木を植樹しました。
好天が続く中、この日は久しぶりの雨天となり、恵みの雨に打たれながら、子どもたちは友だちと協力して苗木を植えていました。
消防救助技術秋田県大会に向けた消防署内選考会
5月16日に鹿角広域消防署で、消防救助技術秋田県大会に向けた選考会が行われました。
消防署員は「安全・迅速・確実」の3つを目標に掲げ、高さ約15メートルのはしごを登ったり、要救助者を引き上げたりと、実際の救助現場を想定した競技に取り組みました。
見学に訪れた保育園の園児らは、規律正しい機敏な動きで臨む消防署員の姿に、「速い」「かっこいい」などと驚きの声をあげていました。
尾去沢山神社祭典
5月14日から15日にかけて尾去沢山神社祭典が行われ、多くの人で賑わいました。
山神社祭典は、尾去沢鉱山の繁栄を願って行われており、閉山後も地域の活気を保つため、地元有志により続けられています。
祭典は、14日の市指定無形民俗文化財「からめ節金山踊り」の奉納で幕を開け、15日には、メイン行事として創作踊りかなやまソーランが披露されました。地元の子どもたちや有志およそ300人による演舞に、訪れた観客からは歓声と拍手が送られました。
ちびっこ警官出動
春の全国交通安全運動の一環として、5月13日に花輪定期市場でちびっこ警官による街頭キャンペーンが行われました。
花輪さくら保育園の園児が警察官を模した制服を身に着け、元気な声で交通安全を呼びかけました。園児らは「交通ルールを守ってください」などと声を掛けながらポケットティッシュやチラシを配布しました。受け取った買い物客や出店者は、ちびっこ警官のかわいらしい姿に目を細め、「ありがとう」「気をつけます」と応えていました。
チャレンジデーエール交換
チャレンジデーにむけて、5月13日に児玉市長と対戦相手の大分県杵築市の永松市長が電話でエールを交換しました。
本市がスキーと駅伝のまちを掲げていることや、杵築市では卓球やマラソンが盛んであることなどを互いに紹介し合いました。児玉市長は、浅利純子さんと杵築市出身の安部友恵さんが大阪マラソンで1勝1敗の引き分けであることについて触れ、お互い頑張りましょうなどと話しました。
自治会長会議
5月13日に、交流センター講堂で令和元年度自治会長会議が開催され、自治会長135人が出席し市政全般についての意見交換が行われました。
質疑応答や意見交換では、少子高齢化や人口減少などによる自治会の弱体化が話題となり、近隣自治会との連携を市がサポートすると対応を伝えました。
このほか、敬老会や路面修理などについての意見や要望が寄せられ、早急な対処が求められました。
KOKESHI展示会
道の駅おおゆでハンガリーのこけし作家トート・ヴァーシャールヘイ・レーカさんの「KOKESHI展示会」が開催されました。展示会は日本とハンガリーの外交関係開設150周年を記念した事業の一つとして実施され、5月10日にはレーカさんのトークイベントが行われました。
トークイベントでは、ゲストとしてこけし工人の石川美祈子さんが招かれ、二人がこけしづくりを始めたきっかけやこけしの魅力などが語られました。参加した方々は、こけしの世界に魅了されイベント終了後も展示された創作こけしを興味深く眺めていました。
かづのこどもフェア
5月5日のこどもの日に、花輪商店街でかづのこどもフェアが開催されました。
花輪小学校のマーチングバンドやかわいい衣装に身を包んだ子どもたちによる稚児行列が行われ、来場者を楽しませました。商店街には流しそうめんをはじめ、さまざまな屋台が並び、競技かるたやeスポーツなどのイベントが行われました。天候にも恵まれ、会場はたくさんの子どもたちの笑顔で溢れました。
春の十和田八幡平観光大物産展
4月28日から30日にかけての3日間、道の駅かづのあんとらあで春の十和田八幡平観光大物産展が開催されました。
会場には鹿角の特産品を販売するブースが並び、多くの観光客で賑わいました。また、スイーツフェアが行われ、期間限定として、黄金とんかつバーガーやたんぽマカロンなどが振る舞われました。
期間中は祭り展示館が無料開放され、花輪ばやしの屋台が来場者を楽しませました。
鹿角の桜が満開
4月28日には市内の桜が見頃を迎え、多くの花見客の姿が見られました。
この日は天候に恵まれ、花輪地区の桜山公園には花見を楽しむ家族や友人などが多く訪れました。訪れた人たちは、春の温かい日差しの中で歓談しながら、満開となった桜の美しい景色を楽しんでいました。
子どもの読書活動優秀実践校として文部科学大臣表彰を受賞
八幡平中学校が子どもの読書活動優秀実践校として文部科学大臣表彰を受賞し、4月26日、児玉市長を訪れました。
八幡平中学校では、子供に読書の楽しさや意義を伝えるための読書推進活動が積極的に行われています。図書委員長の齊藤さくらさんはこれらの取り組みについて、「小学生への読み聞かせや5分間で本の魅力を語るビブリオバトル、親しみをもてる図書館づくりといった取り組みに力を入れています」と話しました。
更新日:2024年02月01日