まちの話題 令和2年1月
フレイルサポーター養成講座
1月30日に交流センターで、「フレイルサポーター養成講座」が開かれました。
フレイルとは加齢ともに心身の活力が低下した状態のことをいい、その予防が健康寿命を延ばすための重要なカギとなります。
この講座は、市民にフレイル予防を広めようと市が開いたもので、予防のためには、自分の筋力の衰えを知ることや栄養バランスのよい食事が不可欠であることなどが説明されました。
参加者は、簡単なチェックで筋肉量を図るなどして、自ら体験しながら学びました。
出荷報告 かづの啓翁桜
1月10日に、かづの啓翁桜栽培グループの関係者が本格的な出荷開始を報告するため、市長を訪れました。
啓翁桜は、温室で促成栽培することで冬に花を咲かせることが特徴の桜です。正月や各種お祝い行事の飾りとして需要が高まっており、本市でも栽培面積が増えています。
生産団体会長の佐藤さんは「今年は昨年よりも数量・値段ともに良い。鹿角は産地の中でも気温が低いため早く出荷できることから、産地化を進めていきたい」と話しました。
モノづくりの楽しさを ロボリンピック
1月8日、まちなかオフィスで、小学生対象のプログラミング教室「わくわく土曜教室スペシャル 2020KAZUNOロボリンピック」が開かれました。
これは、ものづくりやプログラミングの楽しさを伝えようと市と鹿角工業振興会が開催しました。参加者は2つのチームに分かれ、車型ロボットをコースに沿って走らせたり、特定の位置で停止させたりする課題のクリアタイムを競いました。
児童たちは、チームで話し合いながら試行錯誤を重ね、課題をクリアすると歓声を上げ喜んでいました。
無火災を祈願 鹿角市消防出初め式
1月4日、鹿角市消防出初め式が文化の杜交流館コモッセおよび花輪商店街で開催されました。
コモッセでの式典では、無火災を祈願する神事や功労者などの表彰が行われ、続いて、花輪の商店街では、まとい振りの披露や紅白の餅まき、分列行進が行われました。
沿道には多くの市民が詰めかけ、団員の勇ましい姿に大きな拍手が送られていました。
伝承される勇壮な舞 大日堂舞楽
1月2日、八幡平地区の大日霊貴神社(おおひるめむちじんじゃ)で、ユネスコ無形文化遺産の大日堂舞楽が奉納されました。
大日堂舞楽は、大日霊貴神社再建の際に、都から下向した楽人が舞った祝賀の舞楽が起源とされ、里人により1300年以上伝承されてきました。
大里、小豆沢、長嶺、谷内の4集落の舞い手が、地域の平安や五穀豊穣、無病息災を祈願し、7つの本舞を披露しました。
厳かな雰囲気の中行われた勇壮な舞は、早朝から詰めかけた多くの観衆を魅了しました。
鹿角の魅力を体感 プレミアムツアー
1月1日と2日の2日間、「かづのプレミアムツアー」の黄金プランが実施されました。
ツアーは、鹿角の文化財や観光資源を体感できる着地型旅行商品で、黄金プランは昨年8月に続き2回目です。
大日堂舞楽の見学や花輪ばやしの実演鑑賞、史跡尾去沢鉱山の見学などを行いました。
花輪ばやしの本番さながらな演奏は、参加者を魅了しました。
ツアー第3弾は3月に「白銀プラン」として、アスピーテラインの除雪見学やスキージャンプ台の見学などを行う予定です。
更新日:2024年02月01日