まちの話題 令和4年1月
飲食店組合連合会が寄付 児童図書の購入に活用
1月18日に、かづの飲食店組合連合会の田中強会長が関市長を訪れ、会員によるチャリティー事業の収益を市に寄付しました。
今回の寄付には、チャリティー事業の収益のほか、会員店舗で販売されているオリジナルのワクチン接種済み缶バッチの販売収益も含まれています。
飲食店組合連合会の田中会長は「児童図書の購入に活用してほしい」と話し、関市長は「読書は大変大事なことであり、ありがたく活用させていただく」と感謝の言葉を述べました。
ボランティア功労者 厚生労働大臣表彰受賞
1月17日に、賀川満氏がボランティア功労者厚生労働大臣表彰を受賞され、関市長から表彰状が伝達されました。
賀川氏は、パソコンの楽しさや便利さを伝えようと市民団体を立ち上げ、高齢者や障がい者などに、操作体験会を行ってきました。さらに、インターネット鹿角のホームページでは、鹿角の状況を発信するイベントカレンダーの編集も手掛けています。
受賞を受けて、賀川氏は「パソコンは日々進化しており、今一度自分たちができることは何か考え、活動を再構築しながら今後も続けていきたい」と話していました。
出荷ピーク到来 かづの啓翁桜出荷報告
1月11日に、かづの啓翁桜栽培グループの関係者が本格的な出荷を報告するため、関市長を訪れました。
啓翁桜は、温室で促成栽培することで冬に花を咲かせることが特徴の桜です。お祝い行事の飾りに用いられてきましたが、コロナ禍における巣ごもり需要で、個人の観賞用としても人気が高まっています。
生産団体会長の佐藤さんは「少しずつかづの啓翁桜の名前が浸透してきた。今後も品質にこだわって、生産を進めていきたい」と話しました。
鹿角市成人式
1月9日に、文化の杜交流館コモッセで鹿角市成人式が行われ、振袖やスーツに身を包んだ新成人153人が出席しました。
昨年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、2年ぶりの開催です。また、例年は8月16日に開催していましたが、今年度は成人の日にあわせ、1月9日の開催でした。式典前は、久しぶりの友人との再会を喜んだり、近況報告をしたりして、和やかに談笑していました。
式典では、鹿角市成人式実行委員長の宮本海青さんが「懐かしい旧友との再会を祝い、これまで私たちを支え、育ててくださった家族や恩師、地域の方々への感謝の気持ちと、ふるさと鹿角への思いを確かめていただく場として、大いに楽しんでほしい」と挨拶し、新成人代表の川村大翔さんが「これからは社会人として、誰かの支えになれるように、大いに活躍していきましょう」と宣言しました。会場では、来賓や恩師など、およそ40人が新成人の門出を祝いました。
新型コロナウイルスの感染対策により、会場に入ることができなかった家族の方々も場外のモニターで、成人となった我が子を頼もしそうに見守る姿が見られ、会場全体が祝福のムードに包まれました。
トワダックとはなわんこの画像展示会
1月4日から16日にかけて、十和田図書館2階で「第67弾トワダックとはなわんこから明けましておめでとうございます」と題した展示会が行われました。
トワダックは十和田図書館、はなわんこは花輪図書館の市内図書館それぞれのマスコットキャラクターで、本の紹介や図書館イベントのPRをしています。
展示会では、これまでに使用された画像が壁一面をうめ、寅年にちなみ、虎の被り物をしたトワダックとはなわんこが新年の挨拶をして、来場者を楽しませました。
無火災を祈願 鹿角市出初め式
1月4日に、鹿角市消防出初め式が文化の杜交流館コモッセと花輪商店街で開催され、参加した消防団員たちが防災への意識を新たにしました。
コモッセでの式典では、無火災を祈願する神事や功労者などの表彰が行われ、続いて、花輪の商店街では、まとい振りの披露や分列行進が行われました。
商店街の沿道には多くの市民が詰めかけ、団員の勇ましい姿に大きな拍手が送られました。
伝承される勇壮な舞 大日堂舞楽
1月2日に、ユネスコ無形文化遺産に登録されている大日堂舞楽が、八幡平地区の大日霊貴神社に奉納されました。
大日堂舞楽は、大日霊貴神社再建の際に、都から下向した楽人が舞った祝賀の舞楽が起源とされ、里人により1300年以上伝承されてきました。
大里、小豆沢、長嶺、谷内の4集落の舞い手が、地域の平安や五穀豊穣、無病息災を祈願し、7つの本舞を奉納しました。
今年は北東北三県(秋田県、岩手県、青森県)在住者に限定して公開され、厳かな雰囲気の中行われた勇壮な舞は、早朝から詰めかけた多くの観衆を魅了しました。
更新日:2024年02月01日