まちの話題 令和5年3月

更新日:2024年02月01日

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宮野平のオジナオバナ

宮野平のオジナオバナ

3月21日に、十和田大湯の宮野平地区でオジナオバナが行われました。

オジナオバナとは、おじいさんやおばあさんの意味で、先祖の霊を慰める行事です。

地区内の田んぼには藁小屋が建てられ、18時半頃になると、そこに集まった子どもたちが、供養の歌を練習していました。

小屋に火がつけられると、子どもたちは「オジナオバナ。明かりの宵に。団子しょいに来とらい。来とらい」と大声で歌います。集まった人々は、子どもたちの歌に耳を傾け、高く燃え上がる火を見つめながら、先祖を供養しました。

花輪高校女子スキー部 インターハイ総合優勝

インターハイ総合優勝

3月16日に花輪高校スキー部が、市役所を訪れ、全国大会の結果を報告しました。

花輪高校のスキー部は、山形県で行われた第72回全国高等学校スキー大会で、女子総合優勝、個人選手が優勝、入賞を果たしました。

女子主将の畠山香恋さんがスキー部を代表し、「鹿角の皆さんからの応援のおかげで、レースで結果を出せました。感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を述べました。

畠山さんは、女子クロスカントリークラシカル競技で優勝、女子クロスカントリーフリー競技で準優勝と輝かしい成績を残しています。

関市長は、「全国大会の優勝は素晴らしい。スキーのまち鹿角にふさわしい成績を収めたことを誇りに思います」と選手の栄光をたたえました。

思い出を胸に 中学校卒業式

中学校卒業式

3月11日に、市内各中学校で卒業式が行われ、236人が新たな門出を迎えました。

十和田中学校では卒業生69人が、教師や保護者が見守る中、名前を呼ばれると、一人一人大きな返事をして卒業証書を受け取りました。在校生代表の田村心愛さんが「先輩方の技術や経験は大きな宝物。少しでも近づけるように努力していきたい」と送辞を読み、答辞では、卒業生代表の阿部一貴さんが、「先輩として、みんなをリードしていってほしい」と言葉を送りました。

式の後は、クラスごとに分かれ、クラスの仲間や保護者に、学校生活での思い出や今後への意気込み、感謝の言葉などを伝えたり、花束を渡したりして、別れを惜しみました。

地域連携ICカード Shuhoku Orange Pass(シュウホクオレンジパス)

地域連携ICカード

3月10日に文化の杜交流館コモッセで、地域連携ICカード「Shuhoku Orange Pass」の運用拡大記念セレモニーが行われました。

3月9日から、市内の路線バスやたんぽこまち号でも、ICカードによる運賃の支払いができるようになりました。また、これに伴い、JR東日本の「Suica(スイカ)」も同様に利用できるほか、Suicaでの決済が可能な店舗では、電子マネーとしても利用できます。

秋北バス株式会社の小畑保彦社長は「これによってバスの利用者が増えることを期待する」と話しました。

演奏や演技を融合 ミュージカル風舞台劇~ビバ・縄文~

ミュージカル風舞台劇

2月26日に、文化の杜交流館コモッセで、「ミュージカル風舞台劇~ビバ・縄文~」が開催されました。

これは、地元の子どもたちに、文化ホールでの発表を通して、さまざまなジャンルでの交流と芸術性の向上を図ることを目的に開催されたもので、ミュージカル風に仕立てられた舞台では、ストーリーが進む中、参加者がダンスや民謡、ピアノ演奏のほか、盆踊りやバレエなどを次々と披露していき、観客を魅了しました。

第96回全日本学生スキー選手権大会開催

インカレ1

2月23日から26日までの4日間、花輪スキー場で第96回全日本学生スキー選手権大会(インカレ)が開催されました。今回は、感染対策を講じたうえで有観客での開催となり、会場には選手の戦いを見守る多くの観客の姿もありました。

大会では、花輪高校卒業の本田千佳選手(早稲田大学)が5キロフリーで優勝、15キロクラシカルで準優勝、木村悠希選手(弘前大学)が10キロクラシカルで3位入賞を果たしました。また、女子クロスカントリーでは本田千佳選手がアンカーを務めた早稲田大学が優勝し、男子クラスカントリーリレーでは木村悠希選手が2走目を務めた弘前大学が優勝したほか、アルペン競技やジャンプ競技、複合協議でも入賞者が出るなど、本市出身選手が大いに活躍しました。

インカレ2
インカレ3
インカレ4

大湯ストーンサークル館 観覧券デザイン一新

大湯ストーンサークル館 観覧券デザイン一新

2月21日に、大湯ストーンサークル館で観覧券の新デザインの発表が行われました。

これは、大湯ストーンサークル館の開館20周年を記念した企画の一つで、デザインしたのは、中国の留学生で、秋田公立美術大学大学院生の呉芸舟さんです。呉さんは、留学当初から縄文遺跡や土器に興味があり、今回は大学の実習の一つとして館と協働で行いました。

大人券は、網点で石を、三角形で組石を表現し、2つの環状列石をイメージしてデザインされています。子ども券は、大湯環状列石が祭祀を行っていた遺跡であることから、マツリをイメージしたデザインになっています。呉さんは「また来たくなるような、楽しい雰囲気のデザインにした」と話しました。

百歳長寿を祝う 外岡ユキさん

0320百歳長寿を祝う 神尾アヤさん

外岡ユキさん(大正12年・花輪生まれ)が、満100歳の誕生日を迎えられ、市から顕彰状と祝い金が贈られました。

外岡さんは、現在デイサービスを利用しながら生活しています。自宅ではベッドの上にいることが多いですが、計算が速く、穏やかでいつもにこにこしているそうです。

好きな食べ物は肉とお菓子で、好きなことは、テレビを見たり本を読んだりすることです。

長寿の秘訣は「のんびりしていること」だそうです。

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