まちの話題 令和5年9月
多彩な芸能が観客を楽しませる~チャリティー芸能祭
第28回チャリティー芸能祭(鹿角市芸術文化協会主催)が9月24日、文化の杜交流館コモッセで開催されました。
出演した16団体が、日本舞踊やバレエ、民話語り、ハーモニカの演奏、生け花の実演などさまざまな芸能を披露し、観覧した男性は「内容がバラエティー豊かで、時間を忘れて楽しむことができた。特に、バレエとマリオの融合が新鮮で面白かった」と話していました。
4千年前の縄文文化を体験~縄文鹿魂祭
今年で3回目の開催となる縄文鹿魂祭では、市内の伝統芸能が一堂に会したほか、縄文土器のレプリカにワラビなどを盛り付けた縄文食体験、勾玉づくりなどが行われました。
縄文食体験に参加した人は「土器で飲む機会はなかなかないし、4千年前の食事を食べられて良い体験になった」と話していました。
事故防止への誓い、新たに~交通安全市民大会
第45回鹿角市交通安全市民大会が9月22日、文化の杜交流館コモッセで開催され、市民およそ250人が参加しました。
大会では、優良運転者の表彰や秋田県警察音楽隊の演奏などが行われたほか、田村心愛さん(十和田中3年)が「事故のない明るいまちづくりに率先して取り組むことを誓います」と大会宣言を行い、交通安全意識を高めました。
かづの牛 自動販売機設置~かづの牛のさらなる普及を願って
かづの牛自動販売機の設置を祝うセレモニーが、9月20日に、鹿角花輪駅前観光案内所前で開かれました。
この自動販売機は、かづの牛を手頃な値段で、誰でも、いつでも購入できるようにという思いで設置されたものです。
かづの牛振興協議会の加藤会長は「かづの牛の消費拡大につながってほしい」と話しました。
研究成果を報告~武蔵野大学との域学連携プログラム
武蔵野大学の学生らが、9月12日に、まちなかオフィスで「UIターン企業研究プログラム」をテーマに研究成果を報告しました。
学生からは、農家や企業などへのインターンシップを通して、さつまいもの干し芋サンドや燻製レーズンなどの新商品の開発、食品スーパーの呼び込み方法など、地域活性化に向けた提案が発表されました。
新たに委嘱 ヘザー・ブラウンさん~中滝ふるさと学舎 地域おこし協力隊
新たな地域おこし協力隊として、9月12日に、ヘザー・ブラウンさんが委嘱されました。
ブラウンさんはアメリカ出身の38歳で、これまでフリーランスのカメラマンとして映像制作に携わってきました。
勤務する中滝ふるさと学舎では、その技術や経験を生かして、自然や人々に焦点を当てたドキュメンタリーなどを作り、世界に発信していきたいと話しています。
実が大きく 糖度も高く~かづの北限の桃
JAかづの北限の桃生産部会が、9月4日に、桃の生育状況を報告するため、関市長を訪れました。
今年は、生育が平年より1週間ほど早く、中村部会長は「実は平年よりやや大きく、猛暑で糖度も増して、おいしい桃ができた」と話しました。
関市長も「歯ごたえがあり、甘くておいしい」と舌鼓を打つおいしさです。
収穫は今月上旬ごろまで続きます。
優雅な手踊り 花輪ばやしのそのあとで~花輪の町踊り
「花輪の町踊り」が、8月27日から9月17日にかけて、花輪ばやしに参加する各町内を会場に開催されました。
花輪ばやしのあとから、中秋の名月までの期間に順番に開かれるもので、伝承曲は「花輪甚句」や「おやまこ」、「豊年万作」など12曲あり、三味線や太鼓の音色と唄に合わせて、ときに軽快に、ときに優雅な手踊りが披露されます。
天候などの事情により開催できなかった町内もありましたが、開催した町内では、篝火を囲み、子どもから大人まで幅広い年代の人が、思い思いの浴衣を着て、楽しそうに踊る姿がありました。




柳田ミヱさん、木村トミさんの百寿祝う~いつまでも、お元気で
柳田ミヱさん(花輪)と木村トミさん(花輪)が満100歳の誕生日を迎え、市から顕彰状と祝い金が贈られました。
柳田さんは、大正12年8月24日生まれ。施設では、いつも元気に過ごし、周りを明るくする盛り上げ役になっています。好きなことは、お出かけときりたんぽづくり。施設では、柳田さんを講師に、きりたんぽづくりをする計画もあるそうです。「よく食べよく寝て、体を動かす。くよくよしない明るい性格」が長寿の秘訣だそうです。
木村さんは、大正12年9月17日生まれ。施設では、よく周りの人と笑顔で話しており、好きなものは民謡や相撲、そしてビール。お酒が進むと陽気になって、歌ったり踊ったりします。「お酒と食べることが楽しみで商いも頑張ってこられたし、長生きができた」と話していました。
更新日:2024年02月01日