まちの話題 令和6年3月
田口イクさんの百寿を祝う~いつまでも、お元気で

田口イクさん(毛馬内)が満100歳の誕生日を迎え、市から顕彰状と祝い金が贈られました。
田口さんは大正13年3月25日生まれ。物理や化学が好きで、以前は尾去沢鉱山の鉱石を分析する仕事をしていました。好きな食べ物は、焼き魚、煮魚、みそ汁で、他の施設入居者と毎日おしゃべりを楽しんでいます。長寿の秘訣は「三食しっかり食べること、特にみそ汁を食べること」だそうです。
浅石ヨシさんの百寿を祝う~いつまでも、お元気で
浅石ヨシさん(八幡平)が満100歳の誕生日を迎え、市から顕彰状と祝い金が贈られました。
浅石さんは、大正13年3月22日生まれ。歌を歌うことが大好きで、毎日口ずさんでいます。好きな食べ物はケーキなどの甘いもので、毎日、ひ孫たちと楽しく過ごしています。長寿の秘訣は「腹八分目で食べ過ぎないこと」だそうです。
先祖の霊を慰める~宮野平のオジナオバナ
十和田大湯の宮野平地区で3月20日、オジナオバナが行われました。オジナオバナは、おじいさんやおばあさんの意味で、毎年春彼岸に先祖の霊を迎え慰める行事です。地区内の田んぼに作られたわら小屋に火が付けられると、子どもたちが大きな声で歌を歌い、集まった住民は高く燃え上がる火を見つめながら、先祖の霊を慰めました。
交通死亡事故ゼロ365日達成~さらなる継続を目指す
2月17日に鹿角市内での交通死亡事故ゼロが365日を達成したことを受け、3月11日に顕彰伝達式が行われ、舛屋副市長が県警察本部長からの顕彰状を受け取りました。本市では、季節ごとに交通安全キャンペーンや保育園児による呼びかけなど、市民一体となって交通安全意識を高める活動を行っています。
思い出噛みしめ、新たなステージへ~小中学校卒業式
市内各小中学校の卒業式が3月9日から15日にかけて各校で行われました。9日に行われた花輪中学校の卒業式では、胸に白い花のコサージュをつけた卒業生105人が、駒木利浩校長から「おめでとう」と声をかけられながら卒業証書を受け取りました。駒木校長は式辞で、「人生の中でどん底と言えるような状況に陥ったとしても、人は生きているだけで尊いのだと思ってほしい。そして、そのままの自分を大切にしてほしい」とはなむけの言葉を贈りました。その後、在校生と卒業生がそれぞれ合唱し、最後は生徒全員で「春に」を心をそろえて歌い上げました。
令和5年度は、市内の小学校合計で214人、中学校で216人が卒業の門出を迎え、新たなステージへと旅立ちました。
更新日:2024年03月31日