第2期鹿角市まち・ひと・しごと創生総合戦略及び人口ビジョン
「第2期鹿角市まち・ひと・しごと創生総合戦略」は、「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、第1期からの切れ目ない取り組みを推進するために、今後の目指すべき将来の方向と人口の将来展望を示した「鹿角市人口ビジョン(改訂版)」を踏まえ、人口減少の抑制と持続可能なまちの実現を目指していくものです。
鹿角市人口ビジョン(令和2年11月16日改訂)

本市の人口は、市制施行前の昭和30年をピークに減少が続いており、近年では毎年1.5%ずつ減少しています。近年の出生数の減少や高校卒業後の進学・就職等による若者の流出が続いている状況、長寿化の傾向などから高齢人口の多い年齢構成になることが予想されています。
鹿角市人口ビジョンでは、年少人口比率が安定し、生産年齢人口が老年人口を上回る持続可能な社会を展望するため、将来を見据えた長期的な人口減少対策として、大きく次の2点を目指していきます。
(1) 転出抑制・移住促進により、社会減少を抑制 2020年までは年間約50人の転入増加とし、以後年間58年の転入増加を目指します。 |
(2) 結婚・出産・子育ての支援充実により、自然減少を抑制 合計特殊出生率を2020年の1.43を起点に2025年に1.48、2030年に1.53まで回復し、以後一定の維持を目指します。 |

第2期鹿角市まち・ひと・しごと創生総合戦略
第2期総合戦略では、第1期総合戦略の検証結果と人口ビジョンを踏まえ、国の示す政策4分野(雇用、人の流れ、結婚・出産・子育て、地域づくり)を勘案し、結婚支援の強化やUターン及び関係人口の強化、未来技術の活用といった新たな観点を追加した次の4つを基本目標に取り組みます。
〈基本目標1〉 未来を拓く 稼ぐ力を高める地域づくり
人が訪れ、住み続けたいと思える地域を実現するため、地域の特色・強みを生かした産業振興や企業の競争力強化を図り、地域の稼ぐ力を高めます。また、多様化する価値観やライフ・ワークスタイルを踏まえ、稼ぐ力を高める産業づくりを通じて、地域全体の魅力を高めます。
指標 | 基準値 | 目標値(R7) |
---|---|---|
1人当たり市内総生産 | 2,956千円(H29) | 3,228千円 |
観光消費額(年間) | - | 4,746百万円 |
〈基本目標2〉 未来を拓く つながりを築く新しい人の流れづくり
「地方にこそ、チャンスがある」といった若者等の夢や希望を抱いて本市へ移住する動きを支援するとともに、本市の魅力ある仕事を学ぶ機会を新たに創出して若者の定着を促します。また、関係人口の拡大や個人、企業によるふるさと納税を促進し、つながりと資金の流れを加速します。
指標 | 基準値 | 目標値(R7) |
---|---|---|
直近5年間の人口の社会増減の累計 | 1,053人減 (H27-R1合計) |
1,015人減 (R3-R7合計) |
〈基本目標3〉 未来を拓く 若い世代の希望をかなえる社会づくり
男女ともに結婚、子育て、仕事をしやすい環境づくりを進めるとともに、結婚の希望を叶える取組や子育てサポート体制、男女の働き方など、新たな時代に対応した少子化対策の取組を推進します。
指標 | 基準値 | 目標値(R7) |
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出生数(累計) | - | 733人 |
〈基本目標4〉 未来を拓く 新たな時代に対応した魅力的な地域づくり
コンパクト・プラス・ネットワークや地域交通の維持・確保、ストックマネジメント等に取り組みながら、質の高い暮らしのためのまちの機能の充実を図ります。また、人々が安⼼して暮らすことができるよう、医療・福祉サービス機能や防災・減災、地域の交通安全の確保を図ります。
指標 | 基準値 | 目標値(R7) |
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健康寿命 | 男性77.94年(H29) 女性83.32年(H29) |
男性79.77年 女性85.46年 |
生活環境が快適なまちだと思う市民の割合 |
49.7%(R1) |
54.9% |
自分に必要な行政サービスが受けられていると思う市民の割合 | 59.8%(R1) | 64.9% |
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鹿角市人口ビジョン(令和2年11月16日改訂) (PDFファイル: 6.0MB)
第2期鹿角市まち・ひと・しごと創生総合戦略 (PDFファイル: 2.4MB)
更新日:2024年02月01日