ら行
臨時財政対策債
いわゆる赤字地方債のひとつです。地方の一般財源の不足に対処するため、地方財政法5 条の特例として投資的経費以外の経費にも充てられる発行される地方債です。普通交付税の基準財政需要額を基に、発行可能額が算出されます。なお、普通交付税の交付額については、基準財政需要額から発行可能額(臨時財際対策債振替相当額)を除いた額を基に交付されます。
臨時的経費
一時的、偶発的な行政需要に対応して支出される経費、及び支出の方法に法則性のない経費をいいます。
類似団体
決算統計等に基づいて国が作成する、同級類似の団体ごとに類型したもので、市町村においては人口と産業構造の2要素の組み合わせによって分けられます。これにより同級団体との比較が容易になることから、各種財政分析等に用いられます。
連結実質赤字比率
すべての会計の赤字から財政運営の深刻度をみる比率のことを指します。
連結実質赤字比率{(A+B)-(C+D)}÷標準財政規模
A:一般会計及び公営企業以外の特別会計の実質赤字の合計額
B:公営企業の特別会計の資金不足額の合計額
C:一般会計及び公営企業以外の特別会計の実質黒字の合計額
D:公営企業の特別会計の資金剰余額の合計額
更新日:2024年02月01日