インフルエンザ予防接種
インフルエンザ予防接種の費用助成を行っています。助成期間や対象については、下記をご覧ください。
インフルエンザは「インフルエンザウイルス」に感染して発症します。
いわゆる風邪に比べて高熱や強いだるさ、筋肉痛・関節痛などの全身の症状がみられ、感染力が強いのが特徴です。その多くは自然に回復しますが、肺炎、気管支炎、脳症、中耳炎等の合併症を併発して、重症化する場合もあります。
インフルエンザ予防接種は、発症そのものを完全に防ぐことはできませんが、罹ったときの症状を軽くすることができます。
秋冬のインフルエンザが流行する前に、予防接種を受けましょう!
(注意)秋田県外でのインフルエンザ予防接種への、費用の助成を行っておりません。秋田県外でのインフルエンザ予防接種は、全額自己負担となります。
助成期間
令和7年10月1日(水曜日)から令和8年2月28日(土曜日)
対象者
対象者は、接種日において鹿角市に住所がある下記に該当する方です。
1.高齢者
1)又は 2)に該当する方
1)接種日時点で65歳以上の方
2)60歳~65歳未満で、心臓、腎臓、又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活が極度に制限される程度の障害(身体障害者手帳1級程度)がある方及び、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害がある方
2.小児
生後6か月児から平成19年4月2日以降の生まれ(高校3年生相当)の方
任意接種の対象者を広げました!
2歳から18歳が接種できる「フルミスト点鼻液」の予防接種も助成対象となります。
3.妊婦
妊娠している方(鹿角市に妊娠届を提出している)
妊婦健診を担当している医師に、インフルエンザ予防接種を受けて良いか必ず確認してから、ワクチンを接種してください。
助成金額
1回につき 1,500円
医療機関窓口で、接種費用から1,500円引かれた金額が請求されます。
対象(高齢者・妊婦・小児)の方で生活保護を受給している場合は、接種料金は無料です。
助成回数
年度内1回のみ。
小児の場合、13歳未満の方は上限2回まで。
(注意)1回目の接種日が12歳の場合、2回目のワクチン接種時が13歳であっても助成対象となります。
指定医療機関について
予防接種開始時期および終了時期や予防接種の料金は、医療機関によって異なります。希望の医療機関へ直接お問い合わせください。
【鹿角市・小坂町の指定医療機関一覧】
・高齢者の予防接種に該当する場合
秋田県内の指定医療機関であれば、鹿角市の費用助成を受けることができます。
・小児および妊婦の予防接種に該当する場合
上記医療機関ほか大館市の指定医療機関であれば、鹿角市の助成を受けることができます。
指定医療機関については、鹿角市すこやか子育て課(0186-30-0119)までお問い合わせください。
接種にあたっての注意事項
予防接種の副反応
インフルエンザ予防接種の副反応は一般的に軽微といわれています。
主なとして、注射部位の発赤、腫れ、痛みなどがあります。全身反応として、発熱、悪寒、頭痛、だるさ、嘔吐・嘔気、下痢、食欲減退、関節痛、筋肉痛等があります。症状は通常2~3日に消失します。
過敏症として稀に発疹、じんましん、紅斑、そう痒感等があります。また、ごく稀にショック、アナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、ギラン・バレー症候群、けいれん(熱性けいれんを含む)、肝機能障害、黄疸、喘息発作、血小板減少性紫斑病、血小板減少、血管炎(IgA血管炎、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、白血球破壊性血管炎等)、間質性肺炎、脳炎・脳症、脊髄炎、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、ネフローゼ症候群、視神経炎、振戦等の報告があります。
予防接種を受けることができない人
1 明らかに発熱(通常37.5℃以上の熱)している。
2 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかなである。
3 予防接種の接種液に含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしたことがある。
※「アナフィラキシー」とは、通常接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。汗がたくさん出る、顔が急にはれる、全身にひどいじんましんが出る、嘔気・嘔吐、声が出にくい、息が苦しいなどの症状に続きショック状態になるような激しい全身反応のことです。
4 インフルエンザ予防接種後2日以内に、発熱および全身性発疹等のアレルギーを疑う症状がみられたことがある。
5 その他、医師が不適当な状態と判断した場合。
予防接種を受ける際に医師と相談が必要な人
1 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患がある。
2 過去にけいれんの既往がある。
3 過去に免疫不全の診断をうけた方及び近親者に先天性免疫不全症の方がいる。
4 間質性肺炎、気管支喘息等の呼吸器系疾患がある。
5 ワクチンにはその製造過程における培養に使う成分、抗生物質、安定剤などが入っているものがあるため、これらにアレルギーがあるといわれたことのある。
接種後の注意事項
1 接種後30分は急な副反応が起こる可能性があります。接種した医療機関で過ごすか、医師とすぐに連絡をとれるようにしましょう。
2接種後24時間は、副反応(健康状態の変化)の出現に注意しましょう。接種後に、接種局所の異常反応や体調の変化がある場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
3接種部位は清潔に保ちましょう。また、接種当日の入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
4 接種当日は、激しい運動は避けましょう。
接種後の健康被害について
予防接種による健康被害が生じた場合は、救済制度により一定の給付が行われます。制度の利用を希望する場合は、市の予防接種担当へご相談ください。
更新日:2025年09月30日