花輪の町踊り
花輪ばやしが終わると中秋の名月まで、秋の気配が夜毎に深まる花輪の町通りで篝火を囲みながら踊りの輪が繰り広げられ、町踊りの伝承と保存が行われている。三味線、太鼓の囃子(はやし)と唄につれての洗練された踊りの所作は、足の運びは男舞で、振りは手数が多くテンポも軽快で、優雅な手振りは緩急の変化に富み、いなせな江戸情緒(じょうちょ)を伝えている。
伝承曲は甚句(じんく)、花輪よされ、おやまこ、花輪よしこの、塩釜、毛馬内よしこの、ぎんじがい、あいやぶし、おいと、どっこいしょ、豊年万作、ちょうしの12曲で、ぎんじかいは笛だけで踊り、豊年万作には舞扇を用いる。この他、かいな、新潟があったが、今は踊られていない。
衣装は浴衣(町内、グループごとに揃いの柄)または単衣で、男は角帯、女は夏帯を着け、白足袋、草履履きが標準であるが、特定されたものはない。
基本情報
ホームページURL
開催日程
8月下旬~9月下旬
電話番号
0186-30-0500
郵便番号
018-5201
住所
秋田県鹿角市花輪
アクセス(車)
東北自動車道鹿角八幡平インターチェンジから車で約5分
アクセス(JR)
JR鹿角花輪駅から徒歩で約5分
更新日:2024年02月01日