まちの話題 令和元年9月
江差追分少年全国大会優勝
9月22日に北海道で行われた第23回江差追分少年全国大会で花輪第二中学校3年のライリー大仁さんが見事優勝し、同月30日に市長を訪れ、結果を報告しました。
この大会は、各地方から選抜会を通過した選手のみが参加でき、優勝は東北勢で史上初の快挙です。また、本州からの歴代参加者から数えても、4人目の優勝者となりました。
大仁さんは、「江差追分という曲は、さまざまな歌い方が一曲に詰まっていて歌うのが難しかった」と話していました。
児玉市長は「みんなで応援していますので、ぜひプロを目指して頑張ってください」とさらなる活躍を期待しました。
交通安全を呼びかけ ちびっこ警官

9月27日、秋の全国交通安全運動の一環として、園児による街頭キャンペーンが毛馬内こもせ通りで行われました。
警官の制服を身に着けた園児らは、「交通安全に気をつけてください」と元気よく呼びかけながら、啓発チラシやポケットティッシュを買い物客や出店者に配りました。
受け取った人は、「ありがとう」「気をつけます」と笑顔で応えていました。
交通安全への意識高める 交通安全市民大会

9月21日から30日までの「秋の全国交通安全運動」の期間に合わせ、20日に文化の杜交流館コモッセで交通安全市民大会が開催され、市民およそ200人が参加しました。
はじめに交通安全の普及啓発に尽力した交通安全功労者、優良運転者、優良安全運転管理者がそれぞれ表彰されました。
最後には、アトラクションとして警察官や高齢者安全・安心アドバイザーによる寸劇や落語が行われ、参加者は楽しみながら交通安全への意識を高めました。
かづのを元気に かづの元気フェスタ

9月15日に市役所周辺の特設会場で、かづの元気フェスタが開催され、多くの来場者で賑わいました。
特設ステージでは、園児によるダンスが披露され、会場からは拍手が沸き上がりました。
また、ちびっこ広場では警察・消防・自衛隊の車両展示やおもちゃ作りなどのさまざまな体験が用意され、親子で訪れた来場者を楽しませました。
CIRアンディと作るハンガリーの家庭料理

9月15日に、文化の杜交流館コモッセで第1回国際料理教室が開かれました。
ハンガリー出身の国際交流員ダンコー・アンドレアさんを講師とし、チキンスープやパン入りミートボールなど、ハンガリーの家庭料理3品を作りました。
参加者は「ハンガリーの料理を作るのは初めてなので楽しみにしていた。参加できてうれしい」と笑顔で語っていました。
受け継がれる舞 大森親山獅子大権現舞
9月15日、尾去沢の八幡神社で「大森親山獅子大権現舞」が奉納されました。
これは、尾去沢鉱山発見伝説に由来するもので、1481年から500年以上続けられているといわれています。
素舞、本舞を演じた後に奉納される米汲みの舞は、県内他地域には見られない貴重なもので、県の無形民俗文化財に指定されています。
勇壮な囃子と躍動的な舞に、訪れた人は拍手を送っていました。
環境大賞を受賞 米代川源流自然の会
本市の市民団体「米代川源流自然の会」が、環境保全の優れた活動を称える県の表彰である「環境大賞」を受賞し、9月6日に受賞報告のため児玉市長を訪れました。
この会は、上沼牧野跡地などでの植樹や天然記念物トゲウオの保全、水生生物の展示などを行い、鹿角の自然を守る活動を行ってきました。
宮野会長は「鹿角の環境を原風景に戻し、若い世代に引き継ぎたい」と意欲を示しました。
二十歳の主張市議会に提出
9月11日、成人式実行委員会の代表2人が市議会を訪れ、成人式で行われた「二十歳の主張」とそれらの模擬投票の結果を議長に提出しました。
杉江委員長は、「鹿角出身の若者が帰ってくるための提言をまとめました」と述べ、「鹿角を良くするために、これからも話し合いの機会を設けたい」と今後の活動について抱負を語りました。
最高の出来 北限の桃
9月6日に、JAかづの北限の桃生産部会が児玉市長を訪れ、北限の桃の主力品種である「川中島白桃」のギフトセットを寄贈し、今年の出来を報告しました。
北限の桃は近年、天候不順の影響で厳しい状況が続いていましたが、今年は収量も品質も「最高の出来」だということです。
児玉市長は「大きさも色も見事な桃だ」と笑顔を見せ、「鹿角が桃の一大産地になるよう市として応援していく」と今後の協力を約束しました。
学生が地域活性化の提案
武蔵野大学の学生10人が本市に1カ月間滞在し、商店街の活性化と観光の振興をテーマに研究活動を行いました。
9月5日には、文化の杜交流館コモッセで報告会が行われました。発表では、課題として「情報発信力やPR力が足りない」「若い人が少ない」などが挙げられ、対策として若者向けの動画やスマホで見られるマップ、パンフレットの作成を提案しました。また、鹿角の人々の温かい人柄など、滞在中に感じた鹿角への想いを熱く語りました。
更新日:2024年02月01日