まちの話題 令和2年2月

更新日:2024年02月01日

ページID : 6119

土深井裸まいり

令和2年土深井裸まいりの様子

十和田末広地区の土深井集落に伝わる土深井裸まいりが2月16日に行われました。
土深井裸まいりは、江戸時代初期の寛文年間から受け継がれている伝統行事で、二年に一度行われます。
裸にふんどし姿の男衆は、冷たい沢水をかぶって身を清めました。この日は風が強く、身震いするような寒さの中、勢いよく水をかぶる姿に観客から大きな歓声が巻き起こっていました。
身を清めた後は、早朝から丹念に作った大きなしめ縄を稲荷神社の鳥居に奉納し、五穀豊穣、無病息災、交通安全などを祈願しました。

全国中学校スキー大会 女子クラシカル準優勝

畠山加恋さん

全国中学校スキー大会の結果報告のため、八幡平中学校三年生の畠山香恋さんが、2月14日に児玉市長を訪れました。
畠山さんは、女子2・5キロメートルクラシカルで準優勝、女子2・5キロメートルフリーで3位に輝き、二種目で表彰台入りを果たしました。
掲示板に自分の名前が載ったときはうれしかった。これからも練習を頑張りたい」と抱負を述べる畠山さん。
これに対し、児玉市長は「将来も地元で頑張ってほしい」と今後の活躍を期待しました。

地域の魅力を伝える

シビックプライド醸成講座

地元に誇りや愛着を持ち、その魅力を発信してもらおうと、2月11日に道の駅かづのあんとらあで、「シビックプライド醸成講座」が行われました。
講師でNPO法人代表理事の為国孝敏さんは、発信の仕方について、「二つのものをつなげて付加価値をつけること」や「興味のある人にターゲットを絞り込んでアプローチすることが重要」などとアドバイスをしました。
ボランティアガイドを行っている尾去沢中学校の高橋アレンさんは、「1人ひとりが鹿角をもっと知ること、好きになることが大事だと思う」と語りました。

花輪線から見る鹿角の未来

矢野さんと藻谷さんのトークセッション

2月9日交流センターで、JR花輪線に焦点を当て、地域の魅力の再発見と地域産業の活力を探る市民講座が開催されました。
作家で鉄道写真家の矢野直美さんは、「花輪線は紅葉が美しいので、紅葉列車という看板を掲げるだけでもいい。また、雪かきの様子が見られることは大きな魅力だと思う」と語り、花輪線を「観光列車」としてPRすることを提案しました。地域エコノミストの藻谷浩介さんは、「鉄道が存在することは大きな意味がある。それを乗らない人にも気づいてほしい」と語りました。

野菜づくりのコツ講座

野菜づくりのコツ講座

2月6日、文化の杜交流館コモッセで「野菜づくりのコツ講座」が開かれ、多くの市民が参加しました。
講師に農山漁村文化協会の水野隆史氏を招き、手間をかけない栽培方法や身近なものでできる病害虫対策、収量を増やす方法など、すぐに実践できる野菜づくりの裏ワザを学びました。
参加者はメモを取るなど熱心に耳を傾け、時折驚きの声をあげていました。

ネクスト農塾

入塾式の様子

2月4日にネクスト農塾の入塾式が行われ、市内の若手農家が塾生として集まりました。
阿部副市長は、「農業を取り巻く環境が非常に厳しくなってきている中で、この塾で勉強したことを活かして自分の農業を大きなものにしていけるよう期待しています」と期待の言葉をかけました。
また、塾生代表の綱木さんは「この塾でさまざまなつながりを作り、協力し合いながら頑張っていきたい」と活動の抱負を述べました。