まちの話題 令和2年10月
花輪北小学校・平元小学校 閉校記念式典
来年度の統合を前に花輪北小学校と平元小学校では、閉校記念式典が行われました。
10月24日に行われた花輪北小学校の閉校記念式典では、かつて柴内小学校と下川原小学校が統合し、花輪北小学校となったことや、花輪北小学校の歩みなどを上映しました。また、最後には、児童らが「ありがとう花輪北小学校」と大きな声で呼びかけを行い、今までお世話になった小学校に感謝しました。
10月31日に行われた平元小学校の閉校記念式典では、かつて毛馬内小学校と花輪小学校の分教場として開校し、尋常小学校、国民学校などの変遷を経て、平元小学校となったことや、平元小学校が地域とともに歩んできた歴史について上映しました。また、児童らは「大好き平元いつまでも」の呼びかけを行い、学校の思い出を胸に、統合校での新たなスタートを誓いました。統合後の柴平小学校では、改修した元花輪第二中学校の校舎を使用します。また、校歌も花輪北小学校と平元小学校の共通進学先であったことから、花輪第二中学校の校歌を引き継ぐこととしています。
松館しぼり大根収穫
10月26日に八幡平松館地区で、GI(地理的表示)に登録されている松館しぼり大根の収穫が行われ、八幡平小学校の児童が参加しました。
児童は、大根を抜き、茎を切って、松館しぼり大根を収穫しました。児童は「大きい」など、しぼり大根の大小やさまざまな形に、喜びの声をあげながら収穫を楽しみました。松館しぼり大根は12月中旬まで収穫されます。
鹿角愛あふれるご当地小説が完成
総勢32人がリレー形式で執筆した小説「2020年 はなわんこの夏やすみ」が完成し、一冊の本になりました。
この企画は、花輪図書館の「よるとしょソーシャルディスタンス『本』を書こう!」の一環として、6月から9月にかけて行われ、市内から執筆希望者を募り、リレー形式で物語を作りました。
「よるとしょ」は、開館時間を延長し、仕事の都合などでなかなか図書館を利用できない層に向けて開催しているイベントです。本を紹介しディスカッションを行う知的書評合戦ビブリオバトルや、生の落語や音楽演奏など、いつもの雰囲気とは少し違った図書館を楽しめる行事です。
物語は、6月5日の執筆開始以降、花輪図書館内や市立図書館Facebookで随時公開されたほか、生涯学習課YouTubeチャンネルでも朗読動画が公開され、現在も閲覧できます。
本は9月15日に完成し、現在は、市内図書館で貸し出しており、朗読動画のDVDも貸し出しています。
物語には、鹿角の名物・名勝、地名・人名などがたくさん登場しています。鹿角を愛する人々による力作小説「2020年 はなわんこの夏やすみ」を、この機会にお楽しみください。
道の駅かづのあんとらあ 一部リニューアルオープン
10月9日に、道の駅かづのあんとらあの、きりたんぽ館とそば軽食コーナーがリニューアルオープンしました。
また、現在整備を進めている売店や直売所もプレオープンしました。
そば軽食コーナーでは従来のメニューに加え、かづの牛コロッケなどの軽食メニューが追加されています。また、きりたんぽ館では、みそ付けたんぽ作り体験ができるほか、きりたんぽ鍋や鶏肉で作った山子たんぽを提供しています。
コミュニケーション能力アップセミナー
10月4日、花輪市民センターで、「コミュニケーション能力アップセミナー」が開かれました。
このセミナーは、市の出会い応援事業の一環として、明治安田生命(鹿角営業所)と共催で行われたもので、株式会社ブラウブリッツ秋田社長の岩瀬浩介氏を講師に、相手との良好な関係を築くための方法や、リーダーシップについての講演が行われました。
岩瀬社長は「人が成長するためには、向上心と素直さが大切。また、どんなに小さなことでも感謝の気持ちを伝えるよう心がけてほしい」と語りました。
心をつなぐ聖火リレー
10月1日に、尾去沢小学校で、聖火リレーを模したリレーが行われました。
今年度は、児童会で選んだ「元気・笑顔・協力心をつなぐ聖火リレー」をテーマに、児童95人が、小学校から市街地までの50区間をたすきをつないで走りました。聖火トーチの先には、聖火の代わりにLEDライトが灯されました。
沿道には、たくさんの地域の方々が応援に駆けつけ、児童のかわいらしい姿に声援を送りました。
稲刈り体験
10月1日、花輪北小学校で稲刈り体験が行われました。
はじめに、児童は山本喜代宏氏から、稲の刈り方を教わりました。そして、児童全員が鎌を持ち、およそ20アールの田んぼの稲刈りをしました。
この田んぼは、今春に児童自らが田植えをした場所で、自分が植えた稲が大きくなっていたり、分けつして増えている様子に驚きながら、稲刈りを楽しみました。
児童らは、この体験を通じて、米作りの大変さを実感していました。
更新日:2024年02月01日