まちの話題 令和2年11月
縄文遺跡群 世界遺産登録に向けて
11月28日、秋田縄文遺跡世界遺産推進シンポジウムが、オンラインで開催されました。
シンポジウムは、本市、北秋田市、大館市の3ヵ所をつないで行われ、本市の会場となった大湯ストーンサークル館には、市民ら約40人が集まりました。
前日本イコモス国内委員会委員長の西村幸夫東大名誉教授は、「地元の人が遺跡の価値を深く理解し、発信できるようにすることが必要」とアドバイスしました。
今後は、来年6月頃に世界遺産委員会が開かれ、登録の可否についての審議が行われる予定です。
青少年の育成を考える集会の合同開催
11月28日、エスポワールかづので青少年を育てる市民のつどい・PTA活動を考える会が行われました。
青少年健全育成表彰では3人・2団体が表彰を受け、日ごろの活動が讃えられました。
また、少年の主張を中学生3人が行い、それぞれが自ら体験した経験や思い出を発表しました。少年の主張では、花輪中学校3年の山本鴻さんが、学校統合や新型コロナによる休校などで戸惑いながらも、周囲の支えに感謝し、「歩き出すことで希望の光が見えてくる」と、前を向いて進み続けることの大切さを訴えました。
スポーツ推進委員 勤続30年 全国全国表彰
地域の生涯スポーツのコーディネーターとして活動する「スポーツ推進委員」を長年勤める杉山実さんが、全国表彰を受け、11月25日に伝達式が行われました。
杉山さんは、平成2年から30年以上にわたりスポーツ推進委員として活動し、スポーツクラブでの指導や大会の運営などを行ってきました。
杉山さんは「スポーツで気持ちを浄化できることを伝えたい。これからも地域の力になりたい」と意気込みを語りました。
子どもたちが職場体験 しごとーい
11月23日、子どもたちが仕事を体験するイベント「しごとーい」が開催されました。
このイベントは、ウェブ会議用システムZoomを使用して行われ、文化の杜交流館コモッセとMITプラザの2カ所から、配信が行われました。内容は、市内の小中学生が鹿角のりんごのおいしさを紹介したり、デザートの作り方を教えたりとさまざまで、1時間ごとに合計5つの講座を配信しました。講座は延べ100人もの視聴があり、大盛況となりました。
ハンガリー大使館のパラノビチ大使が本市を訪問
11月10日に駐日ハンガリー大使館のパラノビチ・ノルバート特命全権大使が本市を訪れ、児玉市長への表敬訪問や歴史民俗資料館などの視察を行いました。
ハンガリーのショプロン市と本市は姉妹都市協定を結んでおり、パラノビチ大使は「両市の交流は、アクティブに行われている。これからさらに交流を広げていきたい」と話しました。
児玉市長は「ショプロン市は国際交流活動に欠かせないパートナーであり、今後も市民がハンガリー文化に親しむ機会を作りたい」と応じていました。
市では東京オリンピック開催時期に合わせて、パブリックビューイングなどのイベントの開催を検討しています。
第1回シルバーリハビリ体操指導士合同研修会
11月7日に鹿角市交流センターでシルバーリハビリ体操の指導士による合同研修会が行われました。
シルバーリハビリ体操は、本市が介護予防の一環として地域に広めようと、取り組んでいる体操です。
研修会には講師として、シルバーリハビリ体操の生みの親である大田仁史氏を招き、体操を広げる活動について話しました。
最後には、大田氏と来場者全員で一緒に体操を行い、シルバーリハビリ体操の楽しさや重要性を再確認していました。
更新日:2024年02月01日