概要と開催状況
概要
大湯大太鼓の演奏は、人々を呼び集める呼び太鼓に始まり、人々が輪になるまで打ち続ける大の坂、踊り終了後の終太鼓で構成される。
打者1人に補助者3人の4人一組で勇壮、華麗に演じられる太鼓の胴は杉材で、直径90~120センチメートル、長さ140~150センチメートル、重さ45キログラム、皮は馬皮である。
それぞれに特異なリズムをもつ拍子は、大湯第一拍子(関上大拍子)、大湯第二拍子(大湯大拍子)、五拍子、中通大拍子、大の坂の5種目が伝承されており、準備、本打ち、終了まですべて笛の合図、伴奏によって行われる。
各集落の盆踊の際に打たれるが、大湯大太鼓の保存と技術の向上を図るため、毎年8月15日に行われる大太鼓まつりには50柄もの大太鼓が揃う。なお、近年までは五穀豊穣を願っての虫追いや雨乞いなどの機会にも行われていた。
開催状況(開催しました)
開催日:令和6年8月15日(木曜日)
開催時間:(供養太鼓)午前11時30分から、(大太鼓響演)午後6時から
開催場所:(供養太鼓)大圓寺、(大太鼓響演)道の駅「おおゆ」
更新日:2024年03月08日