唐傘松(アカ松)

更新日:2024年12月04日

ページID : 12464

読み:からかさまつ(あかまつ)

唐傘松(アカ松)1本

唐傘松 アカ松の写真

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市指定天然記念物
  • 指定日:昭和53年2月22日
  • 所在地:八幡平字湯瀬堰根口48
  • 所有者:湯瀬自治会

国道282号線を湯瀬から花輪へ向かって800メートル程のところにアカマツの大木がある。枝の広がりが東西約20メートル、南北約19メートルと、ほぼ円形で、傘を広げたような形から「唐傘松」と呼ばれるようになり、その景観は湯瀬名勝の一つになっている。

幹の高さ4メートル程のところから上は、短い間隔で太い枝分かれがあり、次々と細かく枝分かれしていくとともに曲がりくねりが伴って、全体としては見事なマンジュウ型になっている。付近のアカマツと比較して、明らかに特異な樹形であるが、成因についてはよくわかっていない。自然が作り上げたすばらしい芸術といえよう。

樹高約8.3メートル、目通り幹囲約3.5メートル、推定樹齢260年以上とされる。道路工事の影響で、樹勢の衰えが心配されたが、地元の人々の適切な管理によって勢いを盛り返してきている。

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