長嶺毘沙門神社の大公孫樹
読み:ながみねびしゃもんじんじゃのおおいちょう
長嶺毘沙門神社の大公孫樹1本

市指定天然記念物
- 指定日:昭和61年1月16日
- 所在地:八幡平字堂の前
- 所有者:長嶺自治会
長嶺の毘沙門神社の境内にあって、村の鎮守堂の神木として大事にされてきた。
かつて、小豆沢の吉祥院にも幹囲約10メートルの大イチョウがあったが、昭和51年に風倒したため、現在鹿角ではこれが最も大きいイチョウである。
樹高約20メートル、目通り幹囲約5.5メートル、推定樹齢約400年、樹勢盛んで、地上3メートル程のところから大小約50個の気根が垂れ下がり、独特な奇観を呈している。気根の長さ10センチメートルから90センチメートル、直径も30センチメートルにも及ぶものもある。
イチョウは雄雌異株で、この木は雄株である。
更新日:2024年12月04日