親鸞聖人御絵伝
読み:しんらんしょうにんごえでん
親鸞聖人御絵伝4幅

市指定有形文化財(絵画)
- 指定日:昭和52年2月4日
- 所在地:花輪字寺の後16
- 所有者:専正寺
浄土真宗開祖の生涯の事跡を描いた親鸞聖人御絵伝は、貞享5年(1688)に池田吉兵衛によって寄付されたもので、それぞれが縦150センチメートル、横80センチメートルの軸装4幅からなる専正寺の什宝である。
これらの絵伝は順をおって何段かに書き分けられてあり、絵によって聖人の事跡がわかるものである。
普段は山内山門脇の宝庫に納められているが、10月20日前後の報恩講(お七夜)の折に開帳される。
- 絵伝…社寺や本尊の縁起、高僧の伝記などを連続した絵と詞書によって示すもので、宗教的な教化の手段として利用される。
更新日:2024年12月06日