板碑 大日霊貴神社
読み:いたび おおひるめむちじんじゃ
板碑 大日霊貴神社1基

市指定有形文化財(考古資料)
- 指定日:昭和54年2月21日
- 所在地:八幡平字堂ノ上16
- 所有者:大日霊貴神社
ややずんぐりした不整五角柱で、三面を碑面としている。この正安2年(1300)銘の板碑は、大日堂別当家によって法花一字一石の供養の三尊石として、語りつがれてきたという。
江戸時代には表御門の右にあったが、明治初年の廃仏毀釈に際して、人目を避けるように本殿左側にある金刀羅宮の右側に移されたらしい。なお、昭和54年に再び表御門の右方に戻されている。
種子(サク)の下に、施主として藤原朝臣の刻銘がある。これらの銘は種子に比べ細く浅く彫り付けられている。(輝石安山岩、地上高80センチメートル、碑面幅24センチメートル、23センチメートル、19センチメートル)
更新日:2024年12月06日