勾玉及び玉類(枯草坂古墳出土)

更新日:2024年12月06日

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読み:まがたまおよびたまるい(かれくさざかこふんしゅつど)

勾玉及び玉類(枯草坂古墳出土)39点

勾玉及び玉類 枯草坂古墳出土の写真
市指定有形文化財(考古資料)
  • 指定日:平成10年4月15日
  • 所在地:十和田大湯字万座13(鹿角市出土文化財管理センター)
  • 所有者:鹿角市教育委員会

枯草坂古墳の発見は早く、明治34年(1901)12月に遡る。発見当時、同古墳は東北最北端に位置するものとして注目され、内藤湖南をはじめとする多くの研究者が視察・調査している。

これまでの調査により、古墳は積石タイプで、終末期古墳の特徴を持ったものと言われており、勾玉、小玉、切子玉、太刀金具など多くの遺物が出土している。

明治末期に出土したものは、現在、東京国立博物館に、昭和26年5月の出土品は秋田県立博物館が所有しており、県博物館所蔵のものは昭和57年1月に県指定文化財となっている。

市指定となっている勾玉(1点)、玉類(38点)は、昭和26年6月に発見されたもので、市内に残る唯一のものである。これらは質・量とも優れており、古墳やその出土品を研究する上で貴重な資料である。 (勾玉 長さ:2.7センチメートル、重さ:5グラム、材質:メノウ・玉類 径:1.1~1.4センチメートル、重さ:1.2~2.2グラム、材質:ガラス)

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