木造三十三観音菩薩像
読み:もくぞうさんじゅうさんかんのんぼさつぞう
木造三十三観音菩薩像33躯

市指定有形文化財(彫刻)
- 指定日:昭和52年2月4日
- 所在地:花輪字下花輪118
- 所有者:長福寺
長福寺観音堂に安置されている三十三観音は、約1メートルの聖観音を中心にして、30センチメートル程度の小さな観音像が左右に16体ずつ安置されている。ほとんど破損がなく保存されており、大切に崇拝されてきたことを物語っている。
聖観音の台座の蓮台は、一木彫の型で、古い形式を示している。寺の記録によると、この三十三観音は、京の仏師によって製作されたもので、江戸時代中期頃の寄進といわれる。 (聖観音 像高97センチメートル、台座高35センチメートル、脇観音立像高 台共34センチメートル、座像高 台共31センチメートル)
更新日:2024年12月06日