木造釈迦三尊

更新日:2024年12月06日

ページID : 12399

読み:もくぞうしゃかさんぞん

木造釈迦三尊3躯

木造釈迦三尊 3躯の写真

画像をクリックすると動画を見ることができます。

市指定有形文化財(彫刻)
  • 指定日:昭和52年2月4日
  • 所在地:花輪字西町187
  • 所有者:万松寺

本尊である釈迦三尊像は、中尊に釈迦如来座像があり、脇侍として文殊菩薩、普賢菩薩を配する。文殊菩薩は右手に宝剣を持って獅子に乗り、普賢菩薩は白象に乗っている。普賢菩薩は手首を欠くが、腕の状況から見て中尊と同じ印相をしていたと考えられる。

この三尊像は、寛保3年(1743)、吉田宇兵衛の寄進によるとされ、重量感にあふれた慈悲、温容の姿は、すぐれた彫りとともに、落ち着いた静寂を感じさせる。像容の重厚なことから、この三尊像は桃山時代の製作とみられる。 (中尊像高62センチメートル、台座高68センチメートル、脇侍像高35センチメートル、台座高63センチメートル)

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 生涯学習課 文化財振興班

〒018-5292 秋田県鹿角市花輪字荒田4番地1
電話:0186-30-0294 ファックス:0186-30-1140
お問い合わせはこちらから