尾去沢鉱山資料

更新日:2024年12月06日

ページID : 12445

読み:おさりざわこうざんしりょう

尾去沢鉱山資料(鉱山用具77点・鉱山作業絵図2点)

採鉱用具

県指定有形民俗文化財
  • 指定日:昭和41年3月22日
  • 所在地:尾去沢字獅子沢9-10(鹿角市鉱山歴史館)
  • 管理者:鹿角市教育委員会

金屏風

尾去沢鉱山で使用された鉱山用具41種77点と鉱山作業絵図2点で、ともにかつての尾去沢鉱山の稼行状況を物語る民俗文化財である。

尾去沢鉱山の開坑は明らかではないが、江戸時代には盛岡藩の金・銅山として本格的な稼行を行っている。

採鉱及び鉱石運搬用具(せっと、たがね、みみかき、カッチャ、片口、片つる、さば切り、雁木はしご、籠 、荷杖、えぼ、火あかり、ほりこ、龕灯提灯、釜式カンテラ)や選鉱・製錬用具(挽臼、唐臼、桶、掫板、きっち、かさかけ用椀、こばし、ふいご、ロウソク台、金鉱秤)、さらに金掘り仕事着、掘子作業着、草鞋、あてしこ、弁当しこ、弁当、ひち、ひやげ等、一括して保存されている。

また、作業絵図は、これらの用具の使用法を含めて、鉱山内の作業を詳細に伝えているものであり、ともに貴重な資料である。

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