又鬼用具(火縄銃・鉛玉・煙硝入れ)

更新日:2024年12月04日

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読み:またぎようぐ(ひなわじゅう・なまりだま・えんしょういれ)

又鬼用具5点(火縄銃1点・鉛玉3点・煙硝入れ1点)

火縄銃

市指定有形民俗文化財
  • 指定日:昭和52年2月4日
  • 追加指定:平成12年6月30日(火縄銃と鉛玉)
  • 所在地:花輪字荒田4-1   
  • 所有者:鹿角市教育委員会
鉛玉と煙硝入れの写真

煙硝入れと鉛玉

大湯地区の白沢、大楽前、折戸などの集落は又鬼集落であったと伝えられている。

この火縄銃は、昭和56年に折戸にある旧宅の解体中に発見されたもので、江戸時代末期のものといわれる。

煙硝や玉は、それぞれに秘法によって自家製作したといわれる。煙硝は銃の大きさや狙う獲物によってその量を加減したといわれるが、その製法を今に伝えるものはない。

この煙硝入れは金具のついた木製漆塗、玉入れは猪の皮製である。

これらの資料は、又鬼の狩猟方法を直接的に知ることができる貴重なものである。 (火縄銃1点 全長142.0センチメートル、銃身長105.5センチメートル、口径1.3センチメートル・鉛玉3点 径1.3センチメートル)

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