鹿角沢2遺跡

更新日:2024年02月01日

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鹿角沢2遺跡 (かづのさわ 2 いせき)

遺跡番号  No.180
所在地 鹿角市花輪字鹿角沢、十和田錦木字枯草坂
時代 奈良~平安 

 鹿角市の北部、奥羽山脈から南西に向かってのびる舌状台地にあります。鹿角沢2遺跡はこの台地の先端部にあり、周辺はいくつもの遺跡が連なる密集地帯となっています。

 特別史跡大湯環状列石はここから同じ台地上を約3キロメートル北東に向かったところにあります。 

 平成18年に発掘調査が行われ、縄文時代の焼土遺構1基、奈良時代の竪穴住居跡1軒、平安時代の竪穴住居跡6軒、土坑1基が検出されました。住居跡には焼けた痕跡が見られるものが多く、中には柱などが炭になって残っていて焼け落ちた様子がはっきりとわかる住居跡もありました。

 また、住居跡の分布から、奈良時代には遺跡の西側に集落があり、平安時代になると遺跡の東側に集落が作られたことがわかりました。

 遺跡の西側の大半は未調査となっていて、奈良時代の集落が残っている可能性が高いと考えられます。

 遺物は、土師器・須恵器など7,282点が出土しました。遺物のほとんどが平安時代前半のもので、ロクロで成形された坏の破片や甕の破片が多く見られました。

 奈良時代の遺物では、西側の住居跡から内黒処理された高坏が出土しました。この高坏は、これまで鹿角市内では出土例がなく、初めての出土となりました。 

調査報告書

鹿角市文化財調査資料88
『鹿角沢2遺跡 -中山間地域総合整備事業関連遺跡発掘調査報告書-』 2007年3月 鹿角市教育委員会 

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