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先人顕彰館では展示・講座・日々の出来事などの情報発信を行っています。

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館長講座

内藤湖南について、分かりやすく解説します。

日時：令和6年7月27日(土曜日) 10時00分～12時00分

場所：先人顕彰館多目的ホール

内容：「日本文化史研究」の「平安朝時代の漢文学」について解説し、内藤湖南の日本の古典文学観について考えます。

電話にてお申込みください

鹿角人物事典講座

『鹿角人物事典』に掲載される先人について解説します。

日時：令和6年7月20日(土曜日) 13時30分～15時00分

場所：先人顕彰館多目的ホール

内容：錦木村大欠出身、黒鉱溶精錬法の開発者で日立鉱業の基礎を築いた米沢万陸(よねざわまんろく)を取り上げます。

電話にてお申込みください

湖南を知る会

内藤湖南について書簡を通じて読み解きます。

日時：令和6年7月6日(土曜日) 10時00分～12時00分

場所：先人顕彰館多目的ホール

内容：明治26年7月の湖南から父十湾へ宛てた書簡を読み解きます。

おとなの書道講座

湖南の書を学びながら、自分の思いを筆で表現してみませんか。初めての方もぜひお越しください。10月まで毎月第四土曜日に開催します。

日時：令和6年7月6日(土曜日)10時00分～12時00分

場所：先人顕彰館多目的ホール

定員：10人(電話にてお申込みください)

講師：永井あき子氏

その他：書道道具は顕彰館で用意します。

【終了しました】親子絵画教室

日時：令和5年10月15日(日曜日) 10時00分～1時間程度

場所：先人顕彰館

定員：10組（先着）

対象：保育園年長から小学生低学年程度(保護者同伴)

講師：熊谷晃太氏

その他：汚れてもよい服装でお越しください。必要な道具は顕彰館で用意します。

【終了しました】十和田湖をめぐるフィールドワークを行います

鉛山工業や聖教主礼拝堂など十和田湖周辺の近代史遺産を巡り、近代化の特色等を学びませんか。

日時：令和5年10月2日(月曜日) 9時00分～15時00分（予定）

集合場所：先人顕彰館駐車場

参加料：1,300円（昼食代等含む）

定員：16名

【終了しました】文化講演会

日時：令和5年10月14日(日曜日) 13時30分～16時30分

場所：鹿角市交流センター講堂

演題：1．内藤湖南と大里武八郎翁について

講演者：先人顕彰館研究員金澤文三氏

2．晩年の湖南が関わった文化財団と事業・東方文化聯盟と日満文化協会を中心に

講演者：関西大学名誉教授陶徳民氏

新型コロナウィルス感染症等の拡大防止のためのご協力のお願い

・申込時に氏名と連絡先をお聞きしますが、新型コロナウィルス感染症等が発生した際には保健所等へ情報提供いたしますのでご了承くださいますようお願いいたします。

・マスクなど口を覆うものを身につけてご参加ください。

・当日は館内換気をしますので、体温調節ができるものをお持ちください。

・健康状態に十分ご留意いただき、発熱や風邪症状のある方、体調に不安がある方は参加をご遠慮ください。

・アルコール消毒液でのこまめな手指消毒、手洗いなどの感染症予防にご協力をお願いいたします。

展示について

私達の郷土「かづの」にゆかりの深い先人に関する資料の収集、保存、事蹟の調査研修とその公開展示を行っています。
世界的な東洋史家といわれる「内藤湖南」、ヒメマスの養殖に成功し、十和田湖の開発に尽力した「和井内貞行」の両氏をメインに展示しており、ほか、郷土が誇る各界の先覚者を、「先人顕彰シリーズ」として展示コーナーを設け、一定の期間順次展示紹介しています。

主な展示物

東洋史学の世界的権威内藤湖南の家学と学統資料。幼少年時代の教材と自作の漢詩、隋唐の書法を極めた遺墨と晩棲恭仁山荘の模型。
魚の棲まない十和田湖に和井内貞行がヒメマス養殖に成功するまでの苦節22年間の映画。道徳教育の使用教材と教科書類。邸宅模型。
ほか各界で郷土が誇る先覚者達の行跡と著書、遺墨、遺品、写真等。
主な収蔵資料
- 内藤湖南著遺墨印譜帖、書道具
- 映画「われ幻の魚を見たり」ビデオ
- 和井内翁胸像原型。教科書文庫本
- 各界先覚者の遺品ほか貴重な資料多数

先人顕彰シリーズ第33次展示「鹿角の風土を詠んだ人々」

会期令和6年4月2日～令和7年3月9日

内容
「鹿角の風土を詠んだ人々」―歌碑や句碑を中心に―

近代の鹿角の歌人・俳人を中心とした、ふるさと鹿角を詠んだ歌碑や句碑などを取り上げました。歌碑や句碑などが建立されている場所を巡りながら、ふるさと鹿角の風情や風景にふれてみませんか。

先人顕彰シリーズ33「鹿角の風土を詠んだ人々」紹介ページ1 (PDFファイル: 16.2MB)

先人顕彰シリーズ33「鹿角の風土を詠んだ人々」紹介ページ2 (PDFファイル: 17.6MB)

※過去の展示は下記「これまでの先人顕彰シリーズ」を参照ください。

鹿角市の先人

内藤湖南 (1866年誕生、1934年死去、享年69歳)

内藤湖南、本名は虎次郎、湖南はその号である。慶応2年鹿角市毛馬内に生れる。幼少より神童の誉れ高く、家学を継承す。
後秋田師範に学び、北秋田郡綴子小学校で教鞭をとる。明治20年職を辞して上京し操觚界に入り、明識なる中国通として健筆をふるった。明治40年京都帝国大学に招かれ東洋史学を担当し、昭和6年の御講書始めに「通典」の御進講をなす。昭和9年6月26日、京都府瓶原恭仁山荘に没し、京都鹿ヶ谷法然院に葬る。
特旨をもって勲二等に叙せられる。

和井内貞行 (1858年誕生、1922年死去、享年65歳)

安政5年、南部家重臣桜庭氏筆頭家老治郎右衛門の長子として毛馬内に生れる。幼名を吉弥、長じて貞行と称す。泉沢修齋の門に学び、明治14年工部省小坂鉱山寮十和田銀山詰を命ぜられる。十和田湖の勝景に魅せられ養魚を志し、明治17年鯉の稚魚600尾を放流す。糟糠の妻カツ子と苦節22年、明治38年カバチェッポの養魚に成功し、和井内鱒と命名す。国立公園編入運動を起こすなど、生涯を十和田湖開発に捧げる。大正11年5月65歳で没す。正七位に叙せられる。