土深井裸まいり
江戸時代の初期、米代川が大洪水となり、田畑が流され、疫病流行したことから、厄除けや悪病退散を願って冷水で身を清め、稲荷神社に祈願したのが始まりと伝えられている。
寒気肌を刺す雪中で行われるもので、参加するのは男子だけである。
参加者は当日、宿(集会所)の前の堰水にて下帯一枚で水垢離をとり、新しい下穿きと足袋に草鞋を履き、晒を胴に巻いてザンバラ(藁(わら)の腰飾り)を付け、口に白紙をくわえる。
太鼓の合図で、当日の朝作った15メートルほどの大注連縄をかつぎ、稲荷神社の第一の鳥居に奉納する。古い注連縄は第二の鳥居の門杉のところへ渦巻きにしておく。
その後、稲荷神社、八幡神社、駒形神社、山神社の順に五穀豊穣、無病息災を祈願し、最後に神木に両手でてっぽうをして力を授けてもらう。この間、無言で歩き、粛々と行われる。
基本情報
ホームページURL
開催日程
隔年2月第3日曜日
電話番号
0186-30-0294
郵便番号
018-5337
住所
秋田県鹿角市
アクセス(車)
東北自動車道十和田インターチェンジから車で約5分
アクセス(JR)
JR土深井駅から徒歩で約3分
更新日:2024年02月01日