土深井裸まいり

更新日:2024年02月01日

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江戸時代の初期、米代川が大洪水となり、田畑が流され、疫病流行したことから、厄除けや悪病退散を願って冷水で身を清め、稲荷神社に祈願したのが始まりと伝えられている。

 寒気肌を刺す雪中で行われるもので、参加するのは男子だけである。

 参加者は当日、宿(集会所)の前の堰水にて下帯一枚で水垢離をとり、新しい下穿きと足袋に草鞋を履き、晒を胴に巻いてザンバラ(藁(わら)の腰飾り)を付け、口に白紙をくわえる。

 太鼓の合図で、当日の朝作った15メートルほどの大注連縄をかつぎ、稲荷神社の第一の鳥居に奉納する。古い注連縄は第二の鳥居の門杉のところへ渦巻きにしておく。

その後、稲荷神社、八幡神社、駒形神社、山神社の順に五穀豊穣、無病息災を祈願し、最後に神木に両手でてっぽうをして力を授けてもらう。この間、無言で歩き、粛々と行われる。

土深井裸参りでの水を被っている男性の写真
土深井裸参りでの足袋に草鞋を履き、晒を胴に巻いてザンバラ(藁(わら)の腰飾り)を付け、口に白紙をくわえた男子たちが歩いている写真

基本情報

ホームページURL

土深井裸まいり

開催日程

隔年2月第3日曜日

電話番号

0186-30-0294

郵便番号

018-5337

住所

秋田県鹿角市

アクセス(車)

東北自動車道十和田インターチェンジから車で約5分

アクセス(JR)

JR土深井駅から徒歩で約3分

この記事に関するお問い合わせ先

産業活力課 観光交流班

〒018-5292 秋田県鹿角市花輪字荒田4番地1
電話:0186-30-0248 ファックス:0186-30-1515
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