水稲栽培における湛水管理の徹底について

更新日:2025年06月27日

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あきたこまちR以外の品種は湛水管理が必要です

カドミウム含有米の生産防止には湛水管理の徹底が有効であることが実証されております。

出穂前後の各3週間(7/12~8/23)は常時水を張りましょう。※出穂が8/2の場合

※「あきたこまちR」は湛水管理が不要のため、通常の水管理(間断かん水)を行いましょう。

湛水管理のポイント

〇6月下旬から「中干し」を開始しましょう。その際、強い中干しは避けましょう。

※J-クレジットの中干し延長は「あきたこまちR」で取り組みましょう。

〇ぬかりやすく、水はけが悪い水田では、中干しの際に「溝切り」を実施しましょう。

〇常時水を張り、田面を空気に触れさせないようにしましょう。

カドミウム含有米が発生すると

カドミウムの基準値を超えた米は、湛水管理の実施を条件として、秋田県が買入・処分を行います。ただし、同一生産者においてカドミウム含有米が連続発生した場合は、秋田県の買入価格が減額となります。

※令和7年から気象条件等の理由により連続発生した場合の例外規定が廃止され、買取価格の減額が厳密に適用されますのでご注意ください。

◎2年連続発生 : 通常買入価格の1/2の価格

◎3年以上連続発生: 通常買入価格の1/3の価格

(例)通常買入価格が、6,000円/30kgの場合

・2年連続発生・・・3,000円/30kg

・3年連続発生・・・2,000円/30kg

カドミウム含有米の買取条件について

カドミウム含有米の買入条件となっている湛水管理の実施については、市で圃場巡視を行い適切に管理されているか確認します。

圃場の巡視は、当該年産の営農計画書で届け出のあった「あきたこまちR」以外の品種についてのみ実施します。

営農計画書が未提出または計画書で届け出のなかった圃場でカドミウム含有米が発生した場合は、秋田県の買入の対象とならない場合があります。

あきたこまちR以外の品種を作付けされている方は、必ず届け出を行いましょう。

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