鹿角りんご
鹿角市におけるりんご栽培の歴史は長く、明治時代に始まったとされています。
明治23年に秋田県産りんごとして初めて中央へ出荷し、当時の品種でも肉質が緻密で糖度が高く、また日持ちもするという点で評価が高かったと言われており、現在までその高い栽培技術が継承されている産地です。
現在は約200ヘクタールほどで栽培され、品種「つがる」から「ふじ」まで、10月~12月の間、様々な品種が栽培されています。
また、貯蔵技術が発達した現在では、5月いっぱいまでの出荷が可能となっています。
現在の主力品種は同じ「ふじ」系統の中でも「宮美ふじ」という品種割合が高く、秋田県のオリジナル品種として平成17年にデビューした「秋田紅あかり」の栽培も拡大しています。
長い歴史に培われた高い栽培技術と生産者の探究心、こだわりがつまった「鹿角りんご」はシャキシャキとした歯ごたえとたっぷりの果汁、酸味と甘みの絶妙なバランスが生み出す、飽きのない味わいが特長です。
更新日:2024年02月01日