集落活動応援補助制度の概要

更新日:2024年11月20日

ページID : 2008

制度の目的

 人口減少や高齢化が進む中、その機能や活力が低下している自治会及び町内会において、自らが行う自治会等の維持及び活性化に向けた主体的な活動の促進を支援することにより、地域コミュニティの再生および地域の活性化に資することを目的とし、交付するものです。世帯数がおおむね50世帯以下の自治会及び町内会が対象となります。

事業の流れ

 事業は2段階に分かれています。

1 計画策定事業

 自治会・町内会の活力再生のための、継続的な事業の計画の策定を行います。補助金の他、集落支援員と連携して計画策定に関する話し合い等の支援を行います。

 最長2年まで継続して支援を受けることができます。

 計画が完成したら審査会を経て事業認定がされたら活動事業へと移行します。

2 活動事業

 計画策定事業で策定した自治会等の活動計画に基づき、集落支援員と連携して実際に活力再生のための活動に取り組みます。最長で3年まで継続して支援を受けることができます。

審査会において計画の事業認定がされなければ、活動事業に取り組むことはできません。

補助金の額

 補助対象経費の10分の10を上限に補助します。事業の段階により、補助金額が異なります。

1 計画策定事業

 最大10万円。2年間連続利用可能で、2年間で最大20万円まで。

(視察研修や、話し合いのための消耗品など、計画づくりのための活動に使うことができます。)

2 活動事業

 最大50万円。3年間継続利用可能ですが、事業期間が1年間でも3年間でも最大50万円までとなります。

 なお、2自治会以上が合同で事業に取り組む場合は上限が100万円までとなります。
(策定した計画に基づく活動の様々な費用に使えます。)
 

活用事例(計画策定事業)

〇平成30年度

自治会名 事業内容
石野

次年度の植樹活動に向けて山林調査を行い、植樹配置図を作製し

活動計画を策定した。

荒町

「野尻左京」の研究会を立ち上げ見聞活動を実施し、成果として冊子

を作製し次年度にむけて活動計画を策定した。

 

活用事例(活動事業)

〇令和2年度

自治会名 事業内容

横丁

(花輪)

若者の祭りへの参加を促進するため、「花輪ばやし」の浴衣・帯やてれん幕、

太鼓を購入した。

下芦名沢

「芦名沢大太鼓」を保管・練習場所としている下芦名沢神社へ続く階段に

手すりを設置するなど参道の整備をした。

川部

自治会員が集い交流する場として、自治会館のそばに四阿を設置した。

大久保

伝統行事である七夕祭りを継承するため、若者・子ども用の浴衣や半てんを

購入した。また、自治会のイベント等で使用する簡易テントを購入した。

〇令和3年度

自治会名 事業内容
新町

他地域からの「花輪ばやし」への参加体制を整えるため、浴衣を購入した。

新斗米

墓地までの勾配のある道を整備し、広場で交流イベントを開催した。

川原

子どもから大人まで誰でも参加できるよう、伝統行事である「川原大神楽」

の浴衣や半てんを購入した。

高清水

祭典を行う八幡神社への参道に階段などを整備し、高齢者も参加しやすい

環境を整えた。

〇令和4年度

自治会名 事業内容
大町

町外からの「花輪ばやし」への参加者を呼び込むため、浴衣・帯や本部用

テントを購入した。

旭町三区

町外からの「花輪ばやし」への参加者を呼び込むため、幕や浴衣・帯を

購入した。

倉沢

歴史街道「鹿角街道」の環境整備および毘沙門神社の大欅周辺の支障木

伐採を行った。

また、大欅への案内看板を設置し、地域内外への周知を図った。

永田

古くから活用されてきた湧水の枡改修および屋根を設置し、住民の

憩い・交流の場として整備した。

〇令和5年度

自治会名 事業内容
松館

「松館天満宮三台山獅子大権現舞」を奉納する神社までの参道を整備した。

また、笛を購入し、後継者確保および育成指導に努めた。

新山

夏祭りや花見会等の自治会行事に必要な備品を整備し、

行事を存続させることで、自治会の活性化および住民の交流促進を図った。

新田町

「花輪ばやし」や七夕の浴衣・帯を購入し、貸出用衣装を整備した。

また、祭典時の賄い準備に使用する「万山井戸」の屋根を補修し、

環境を整備した。

下川原

「下川原駒踊り」の衣装や道具、のぼり旗を購入し、伝統芸能の継承に

努めた。

〇令和6年度

自治会名 事業内容
三ヶ田

古四王神社への参道に手すりや照明を設置し、神社での行事や

例祭に参加しやすい環境を整備した。

坂の上 「花輪ばやし」への新規参加を促進するため、女性用浴衣を購入した。
六日町

「花輪ばやし」に町内外から気軽に参加できるようにするため、

浴衣・帯を購入した。また、経年劣化が激しい七夕祭りの小王将を作製した。

土深井

「土深井裸まいり」で参拝する神社への参道に階段を設置し、

参拝者の安全確保に努めた。

 

まずはお気軽に生活環境課コミュニティ推進班にご相談ください。

 補助金の交付決定前に事業に着手してしまうと、補助金交付が受けられません。 

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この記事に関するお問い合わせ先

生活環境課 コミュニティ推進班

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